折に触れて思い出すフィードバック「別にあんたが考えたことを知りたいわけじゃないの」

こんばんは、ライアンです。

落ち込みがちだったメンタルも回復し、前よりも元気なくらいになってきつつあります。やったー!

さて、そもそも何故落ち込んでいたのか。
大きなところは、進学希望先の大学院の先生とのメールが発端でした。

以前お会いした際に「まずは自分でテーマを考えてみて」と言われてから早3か月。

ちょびちょびと論文などは読んだりする
⇒しっかりとはできてない
⇒時間がかかってる分だけ高い質で出さないといけない気がする
⇒まだそのレベルじゃないから、論文読もう
⇒ちょびちょびと・・・(以下ループ)

そんなこんなで時間だけが過ぎて何の成果もあげられないし、連絡もできないループにとどまっていました。

そろそろこのままじゃいけないと奮起したのが、4月20日ごろ。
4月30日までに先生にメールで研究テーマを仮決めして、連絡しよう!

なんとか論文を読むペースを上げて、
29日夜には自分なりにそれっぽいものができた!
(細部はガバガバだけど、興味の方向性なんかは伝わるんじゃないかな)

ということで夜のうちに、翌朝の予約送信を設定して、眠りにつきました。

そして目覚めて翌朝。
8時に送信されたメールに対して、50分後の8時50分には返信が来ていました!

ドキドキしながら開けると、
・興味のある対象についての根本的な誤解
・テーマに対しての仮説がないこと

を指摘されていました。

※仮説に欠けていると指摘されたもの・・・「どこの何と比較をするのか、どんな手法を使うのか、どんな違いがありそうなのか、それがわかったら何が言えるのか」

勿論責め立てる口調ではない物の、自分の中で色々なものが崩れていくのを感じました。

・・・


メンタルが持ち直した今思うと、今回の一件は以前のフィードバックを活かしきれていなかったのが原因の一つなんじゃないかなって思うのです。
ちょっとだけ昔話にお付き合いください

それは、2年前ベトナムに新規店舗を開店するという海外インターン・武者修行アドバンスに参加したとき。

当時僕はお店のプロモーション担当ということで参加をしていて、
お店の名刺(ショップカード)を作る作業を行っていました。

ショップカードを作るぞ!ってことで、ショップカードにどんな情報(店名、住所、地図・・・)を載せるかを必死に考えて、

店舗の仮オーナー兼ファシリテーターのMさんのところへ、考えたアイデアを持っていきました。

ライアン「Mさん、ショップカードには店名と地図とロゴを載せようと思います」

Mさん「カードに乗せる情報は他の店を先行例にすればいいから、別にあんたが考えたことを知りたいわけじゃないの。もっとデザインの話とかを持ってきて

この時の僕は、自分が作っているものの成果物にはどんな情報が求められているのかを調べる手間をかけなかったのです。

近隣のお店3店舗くらいからショップカードをもらってきて、見れば
「なるほど、ショップカードにはこういう情報を載せるのがセオリーなんだな」ってわかったはずです。


そして、今回の研究テーマもそう。

ネットで「研究テーマ 決め方」みたいなものを検索すれば

・研究の意義
・研究上の問
・仮説
・手法
を立てよう!

みたいなサイトがごまんとあるはずなのに、検索をしなかった。


知識としてあったベトナムでのフィードバックが、今回の一件でやっと血肉に少しなった気がします。

たまにでも当時メモした、フィードバックは読み返すのがいいなぁって思います。

今度は、きちんと「研究テーマ 決め方」で書くべきこと、そのやり方を検索して中身の議論ができるようになりたいなと思います。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。