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狂気と勇気

この記事は、吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋してコラムを書いています。

ひとつのことに狂え

「私は絶対こうする」という思想を保てる精神状態は、ある意味、狂気です。おかしいんです。
でもその狂気を持っている人は、幸せだと思うんです。


これまた結構、パンチのある教え。
ですが私なりの解釈があるので書きたいと思います。

こちらの記事でも少し触れているのですが、この「狂う」という言葉は現代の”狂う”とは少し意味が違って

狂気=勇気と捉えられるんじゃないかと思います。

こうでなければならない
こうあるべきだ
これはダメ

それまでの自分のコンフォートゾーン(=居心地のいい範囲)から抜けること

そんな枠や檻を飛び出すことは、とても勇気のいること

”勇気を出す”というと大きなことを想像しがちだけど
普段100円の缶コーヒーしか飲まない人には、スタバのコーヒーを買うことだって勇気がいるかもしれない

効率、生産性、結果を重要視する人には、立ち止まって何もしない時間を作ることは勇気がいるかもしれない

「私は絶対こうする」という確信に従うこともまた、周囲の反対や反応を振り切る勇気がいる。

周囲だけじゃない、自分自身の反対の声もそう。

それでもやろうという”狂気”を持っている人は
自分の人生を生きると覚悟している人だと思うのです。


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