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【不登校】むすめとのバトルで気づいたコミュニケーションの極意


 



ちょっとしたバトルの勃発


 
 「なんでそんなこと言うの!」
 
 
「だってそうでしょ、
そうしないと気が済まないんでしょ!」
 
 
とイライラモードで
言い返してしまった。
 
 
「なんでそんなふうに言うの・・・」
泣きながら娘は部屋へ
 
 
あ~やっちゃった~
 
 
みなさん
子どもと言い合いになった時
どうしてますか?
 
 
謝るのは得意ですか?
苦手ですか?
 
 

謝るのってあまり得意じゃないです


 
 
夕食を作り始めようとしたとき
娘が夏期講習の話をはじめたので
座り直して聞きました。
 

でも
なんかその時の
言い方や態度に
 
少しイラッとしたんですよね
 

娘の話はよくわかったし
反対することもないし
 
「わかったよ」
 
と会話は終わったのに
 

その後にまた
申し込みの締切が
どうのこうのと
繰り返すので
 
 
「いやわかったから
「ちゃんと申し込みするから」
 

「・・・」

 
「すぐやるから」
「だってそうしないと気が済まないんでしょ」
 
と強めに言ってしまって
後悔

 
なんかカチンときたんですね、わたし
いつもヘマばっかりしてるわけじゃないんですけどね
信用されてないのかなって・・・
 
 
娘はなんでもできるだけ早めに
準備したいタイプなので
 
ときどき
わたしとぶつかります
 
 
きっと
少し申し訳ない気持ちから
(夏期講習ってけっこうなお値段)
言っただけなのに
 
 
「うん、わかったよ、やっとくね」
って答えるだけでよかった
 
泣かせてから気づいても遅かったけど
 
 

気づくの遅かった

 
 
 
そのあとの夕食の空気が
重いこと重いこと

お互いひと言もしゃべらず
食べ終わったらすぐに部屋に戻りました。
 
 
 
 
 

不登校前後で変化した自分


 
 
夕食後
さあ、どうする?
このまま明日まで待つ?


いえいえ、すぐ行動ですよ


 
 

不登校前のわたしだったら
自分が折れるなんてことは
まずなかった
 
 
なぜなら
親と子は上下の関係
子どもは大人にかなわない存在と
思い込んでいたから
 
 
 
でも不登校の親を経験した今はちがいます
 
こんなところで親のプライドを発動している場合じゃない!
と気持ちを切りかえました。
 
 
部屋をトントンとノックして入っていくと
娘が顔を伏せています
 
 
「さっきはゴメンね」
 
 
 
「ううん、お母さんは悪くない」
 
 
 
そのあと、少し話をしました
冷静になって考えたそうです
 
 
 
不登校を経験した娘は
「失敗したくない」気持ちが強いです
あまり自信もないです
 
 
今回は通信制高校のスクーリング
や大学受験の準備を
同じタイミングでしなければならなくて
 
あれこれ迷って
自分のペースがなかなかつかめず
しんどい思いをしていたんですね
 
とても不安だったと思います。
 
 
そんな気持ちに
気づけず
 
 
娘のコトバをうのみにして
ヘンに反応して

大切なことを見落とすところでした
ギリギリセーフだったかな・・・
 

 

親と子のコミュニケーション



たしかに
同じ家に住み
毎日顔を合わせていれば
自分の気持ちは相手に伝わっている
と思っています。
 

でも
家族だからって
すべて伝わりますか?
 

気のおけない仲
は理想だけれど
その関係はお互いを
思いやる気持ちがないと続きませんね。
 
 
本音を言い合える仲は
素敵だけれど
それで傷ついたり
傷つけられたり
することもあるかもしれません。
 
 
特に親子のコミュニケーションは
親が優位に立っていることが多く
 
言いっ放し
聞き流しの状態でも
 
自分の子どものことは
わたしが一番わかっているから大丈夫!
と思いがちです。
 
 
でもわたしはせいぜい
わかったつもりになっている親」だ
と自分に言い聞かせています。
 
「お母さん何にも分かってない!!!」って
よく言われるので
 
 
ただ、子どもが不登校になって
長い時間いっしょに過ごしたことで
新たな面を見ることができました。
 
今回のちょっとしたやりとりの中からも
娘の成長を感じることができました。
 
 
今回の気づきは
 
こどもの話はうのみにしない!
 
コトバの本当の意味を見きわめるべし!
 
 
わかちゃいるけど
すんなりとはいかないですけどね。
 

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