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夢の続き

有川ひろさんが好きです。
中学生くらいの頃かな。デビュー作の「塩の街」を読んでから
ずっとファンです。

有川浩から改名して初の作品
「イマジン?」をやっと読みました。

やっぱり有川さんのお仕事小説は面白いわ~。

映像作品に携わる夢を強制的に断たれた主人公・良井良助が
かつて憧れた魔法の世界を、未来に向かって突っ走る

映画やドラマやアニメ等々、映像作品ってどうしても、
キャストや監督に良くも悪くもスポットライトが当たる。
そんな表に立って戦う仲間を、全力の下支えで輝かせる
めちゃくちゃカッコいい人達が出てきます。
イマジン、私はこんなにフルに働かせて仕事したことあっただろうか。

これから映像作品を目にする度に、見えないけど大きな力になっている
人達が、たくさんいるんだなともっと丁寧に観たいと思いました。

どんな仕事にも通じる事だけど、たくさんの人達の影の努力があって
自分も仕事が出来ているんだな。
自分もその中の一人なんだなと、感じさせてくれる小説でした。

有川節全開!ところどころご自身の作品を思わせるモチーフが
散りばめられていて、ファンとしてはニヤリでした。
現場として出てくる作品は、どれも作品として面白そうだったなぁ。
スピンオフで描かれたりしたら嬉しいなぁと思いつつ。

有川さん、楽しい時間をありがとうございました☺

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