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【Museum⑬】パナソニック汐留美術館@汐留

退職に伴う有給消化期間の楽しみとして、
都内の博物館・美術館を巡ってみることにしました。

気になっていた「ぐるっとパス2024」を購入したので、
その対象館が中心となります。


第13回:パナソニック汐留美術館

ジョルジュ・ルオーの作品を収蔵する、
パナソニック系列が運営する美術館。

ぐるっとパスで、
一般 1,200円 → 無料
 になりました。

「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」
が 9/16 まで開催されています。

なお、土日祝日は日時指定予約が必要とのこと。


ルオー? ケアホルム? どこの誰?
と思った方、ご安心ください、私もです。

ルオーはフランスの画家、
ケアホルムはデンマークの家具デザイナーです。
(無料になるからって、予備知識なしで突入しました)


最寄り駅は汐留駅。

パナソニックグループのオフィスビル内に
併設された美術館です。


ちなみに、旧新橋停車場に隣接しており、
写真左側の建物が美術館のある
パナソニック東京汐留ビルディングです。


展示

※一部を除いて撮影禁止

言葉で説明するなら、
「イスとテーブルが展示された薄暗い空間」でした。

家具の所有者でもある日本屈指の
イスコレクター・織田憲嗣氏の語りがあったり、
図面の展示もあったりします。

マニアックすぎやしないかコレ。


私が惹かれたのは、テーブル PK70 です。

https://fudge.jp/culture_life/lifestyle/273517/

余計な装飾がないシンプルさが、
幾何学模様の天板の美しさを際立たせています。

これぞミニマリズム。

ちなみに、下記サイトで 135万円で販売されてました。

私にとっては、おねだんいじょうですわ。


撮影OKゾーンから、
組み合わせて使えるパーテーション PK-111

パーツを連結することで、
伸ばしたり縮めたりできる合理的なデザインです。

こちらは 160万円。


織田コレクションの図録的なパネル。

家具をコレクションするって発想は、
庶民の私にはなかったですよ。


最奥のルオーコレクションの展示室では、
ケアホルムのイスに座ってルオー作品を鑑賞できます。


角度と、ほどよい沈み込みがイイですね。

自然と深く座る姿勢になり、
しばらく立ち上がれなくなることうけあい。

じっくり読書したいときとかによさそうです。

値段はもう調べません…


なお、ルオー作品は 3つのみ展示されていました。

フォービスム(野獣派) だと言われて、
たしかにワイルド感ある色彩だな、
と思えるくらいには知識が定着したかなと。


その他写真

同ビルの地下2F には、
パナソニックショウルーム東京
があります。

キッチンやトイレなどの設備を
見学・相談できるショウルームです。

自由に見学できますが、受付で名前と目的
(美術館に来たついでに、の選択肢もあります)を伝えて、
入館カードをもらうのを忘れずに。


こんな感じのバスルームが延々と並んでる光景、
なかなか見られませんよ!


吊り戸棚が降りてきました。

ホームセンターとかIKEAとかに
ウキウキする人なら、十分に楽しめちゃう施設です。


汚れに強いんだよ、みたいな特徴を
試して実感できるコーナーが多いです。


扉の部屋。

シュールレアリスムの芸術作品かと思いました。


扉の色とか取っ手とか、
たくさんのサンプルがあります。

選択肢が多すぎるのも、
逆に大変なんじゃないか
と思っちゃいますけどね。

多様化した欲求に合わせて、
多様な製品を作ってコストが膨らんで、
買い手が選ぶコストも増える、
そんな悪循環を感じずにはいられません。


なお、リフォームの相談もできるようで、
スタッフ・商談スペースも充実していました。

いや、楽しむ場所じゃなくて、
むしろ商談するための場所か。


おわりに

名作イスに座って絵画を鑑賞するセレブ体験
できたのは収穫だったと思います。

ぐるっとパスで無料にならなければ
まず入ろうとは思わない美術館だったので、
ぐるっとパスを買ってよかったなと実感。

とはいっても、
美術館自体はそれほど広くはなく、
たぶんショウルームの方が長く滞在してた気がします。


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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。