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特許検索・特許分析において課題・目的を調べる際のコツ

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。

今日のテーマは「特許検索・特許分析において課題・目的を調べる際のコツ」です。

SDGs(持続可能な開発目標)のような社会課題もありますが、今回焦点を当てるのは低コスト化、小型化、耐熱性といったような技術的な課題になります。

社会課題へのアプローチについては、また別の記事で取り上げたいと思います。


1 キーワード範囲ごとの課題・目的キーワードのヒット件数の違い

まず最初にキーワード範囲ごとの課題・目的キーワードのヒット件数の違いについて確認しておきます。

たとえば低コスト化という課題・目的についてキーワードで調べたい場合(FタームがあればFタームを使って調べるのはもちろんです)、J-PlatPatでキーワード検索範囲を変えて検索すると以下のようになります。

なお、キーワードとしては”コスト”を使っています。

発明の名称:1,113件
要約:532,408件
請求の範囲:17,317件
明細書:3,847,506件
全文:3,882,269件

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