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「おめでとう」ではなく「ありがとう」祝福ではなく感謝をする文化を作った理由

こんにちは。株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております!

本日は、弊社が大切にしている「感謝文化」についてお話します。

組織拡大において、社内の不毛な争いや部門間での敵対心は極めて不要です。しかし、会社規模の成長に伴い、この事象が発生する可能性が潜んでいます。数名のチームだった創業初期から、部署ができ、それぞれが目標・KPIを持つタイミングです。

私が経営する組織ではこのような事象は発生させてはならない、そう創業前から強く意識していました。仲間同士が蹴落とし合うのではなく、全員が認め合い、複業の社会実装という共通のゴールに向かっていける、心理的安全性の高い組織を作ることが欠かせません。

そこで、創業初期から「祝福をしない、感謝をする」という考え方を大切にし、メンバーに伝え続けています。

具体的には、「おめでとう」ではなく「ありがとう」と伝えるのです。例えば、営業が受注したとき、「受注おめでとう」と言うのではなく「受注ありがとう」と伝えます。

「おめでとう」という言葉で伝えられるのは、「受注というあなたの成功が嬉しい。私はあなたがすごいと思う。おめでとう!」という意味です。一方、「ありがとう」を使うことで、「会社の一員として、受注は素晴らしい会社への貢献だからとても嬉しい。ありがとう!」という意味を伝えることができます。

両者は一見似ているように見えて、主語が異なります。「おめでとう」は主語が私、「ありがとう」は主語が会社です。全員が会社を主語に発言をすることで、自部門・他部門関わらず全ての成功を会社として喜び、感謝することができるのです。

Another worksでは、9つのValueを定めており、この感謝の文化は、Another works Value #9「Heartful time 感謝を伝える」で明文化されています。

Heartful time 感謝を伝える」とは、文字通り「感謝を口にして伝えること」を示しています。ポイントは、思うだけではなく口にして伝えることの大切さを伝えるValueであることです。

Another works Value BOOK

実際に、週に1回、「Heartful time」という形で、全社員が「今週はこの人のこれがよかった」と感謝を伝える場を設けています。対面でもチャットでもいいので、感謝を口にして伝えることが重要です。

また、「Heartful Holiday」という誕生月に1日取得できる有給休暇制度(福利厚生)を設けています。この有給休暇は、家族や友人、大切な人に感謝を伝えることを目的に取得することができます。

ここまで、弊社が大切にする「感謝文化」をご紹介してきましたが、文化浸透おいて最も大切なのは、経営トップから発信し続けることです。伝えた、という自己満足で終わらず、何度も繰り返し伝え、メンバーがすらすらと口にできる状態を目指しましょう。

今後も、キャリアや働き方、経営する上でのノウハウをご紹介していきます!是非チェックお願いします!


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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