日本は世界と比べて遅れている?世界の複業(副業)事情とは【インド編】
こんにちは。株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております!
世界の複業事情を知る
労働力人口の減少は日本だけに留まらず、世界各国で湧き起こる中、世界の複業事情はどう変化しているのか、海外に目を向け、これからの働き方についての考えていきます。今回は【インド編】をお送りします!
前回の【アメリカ編】はこちら▼
危機感が高まるインドの複業事情
続いて、インドでの複業(副業)事情をご紹介します。インドもアメリカと同じく、複業(副業)ではなく、フリーランス文化が浸透している国です。
インドのフリーランス人口は、Linkedinの「India’s Freelance Economy is Booming in 2016」によれば、世界2位を誇る1,500万人にのぼり、世界のフリーランスの仕事の40%をまかなっているといいます。
また、インドは、Starup Indiaを筆頭にして、国内のスタートアップ増加推進を行ってきた国でもあります。THE TIMES OF INDIAでは、これらのスタートアップがフリーランスやギグワーカーを受け入れる抵抗がないという記事を出しており、スタートアップとフリーランスの相関関係に言及しています。
しかし、近年、情報統制への危機感が高まるニュースがありました。日本経済新聞によれば、情報通信(IT)サービスのアウトソーシング業務を受託するインド大手IT企業が、自社従業員に副業をやめさせようと躍起になっているというのです。
記事では、2022年9月には、アウトソーシング大手のウィプロが、副業が発覚した従業員300人が一斉に解雇されたことを紹介しています。インドでは副業は違法ではないが、副業を「明白な不正行為」と断罪したそうです。
一方で、記事内では、物価上昇で家計が苦しくなっていることから、多くの業界で副業をせざるを得なくなっていることも紹介されており、世界随一のフリーランス大国インドでの情報流出への懸念と対策には今後も注目していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
次回は【ベトナム編】をお送りします!是非チェックお願いします!
大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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◇参考文献
Linkedin、「India’s Freelance Economy is Booming in 2016」、「Linkedin」2016
Starupindia、「Action Plan」、「Starupindia」2016
Harsh Jain、「New rise in India’s freelance community in 2022」、「THE TIMES OF INDIA」2022
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