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日本は世界と比べて遅れている?世界の複業(副業)事情とは【ベトナム編】

こんにちは。株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております!

世界の複業事情を知る

労働力人口の減少は日本だけに留まらず、世界各国で湧き起こる中、世界の複業事情はどう変化しているのか、海外に目を向け、これからの働き方についての考えていきます。今回は【ベトナム編】をお送りします!

前回の【インド編】はこちら▼

複業先進国であるベトナムの複業事情

続いて、ベトナムでの複業(副業)事情をご紹介します。ベトナムは、60%以上が複業(副業)をしている非常に複業(副業)文化が浸透した国です。

複業(副業)人口を見てみましょう。Q&Meの「Side Job Trend in Vietnam」によれば、2014年時点で66%が12カ月以内にside jobをしたことがあると回答し、男性においては70%を超えているといいます。複業(副業)理由で最も多いのは、お金を稼ぐためであり、2番目の理由としては、女性が自由時間をよりよく使うためが多く、男性が自分のスキルを高めるため、となったそうです。

また、同調査によれば、30%以上の人が友人を通じて複業(副業)を見つけており、15%がFacebookを通じて複業(副業)を探しているそうです。これらの探し方が主流となっていることは複業(副業)人口の多いベトナムならではです。

また、ベトナムは、ベトナム社会主義共和国の「労働法」により、企業が労働者の複業(副業)を禁止することができないという特徴があります。独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「諸外国における副業・兼業の実態調査」によれば、労働契約や就業規則で複業(副業)を禁止することは労働法に違反し、そのような規定は無効と考えられているといいます。

最後までお読みいただきありがとうございます!
次回は【アフリカ大陸編】をお送りします!是非チェックお願いします!



大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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◇参考文献
Q&Me、「Side Job Trend in Vietnam」、「Q&Me」2015
ベトナム社会主義共和国、「労働法」、「ベトナム社会主義共和国」2012


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