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”目標を立てて満足”から卒業~決めたこと達成するために大切なこと

株式会社Another works代表/日経COMEMO KOLの大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております。

新年がスタートし、新年の抱負や今年やりたいこと、新たに挑戦したいことを決めた人も多いのではないでしょうか。一方、「新年の抱負を大きく掲げたものの、達成できずに終わってしまう…」という苦い経験がある人も同様に多いでしょう。

パナソニック社の調査によれば、新年の目標を立てた10〜60代男女のうち、約8割が目標を達成していないといい、年内の達成をあきらめてしまった/あきらめかけている「あきらめ目標」がある人も半数以上だといいます。

そこで今回は、2024年こそ掲げた目標を達成するべく、決めたことを実現するために大切なマインドセットを4つご紹介します。

①学ぶ目的を決める

掲げた目標を実現できる人の共通点は、「なぜやるのか」という目的を言語化し、自分の中で腹落ちしていることです。

「なんとなくやりたい」、「誰かがいっていたからやりたい」などの動機が曖昧であるときにモチベーションを高く保ち続けることが非常に困難です。いつまでに、どういう状態になっていたいのか、常に立ち返れる目標を持ちましょう。なりたい姿(目的)を解像度高くイメージできている人は、モチベーションの波がないため、常に高いパフォーマンスを発揮できます。

②実現スケジュールを決める

目的が明確化されたら、実現するためのスケジュールを決めましょう。目標を達成するために必要な行動や準備を洗い出し、12月に達成できるように逆算します。いつ、どれくらい、どのようなスケジュールで行うのか決めておくことで「忘れてしまった」「気づいたらもう手遅れだった」という事態は未然に防ぐことができます。

また、スケジュールは無理なく決めることが重要です。通常のライフワークがある中で、プライベートの時間を無理に削るスケジュールをつくってしまうと、体力と精神力が疲弊するだけでなく、著しくモチベーションが低下します。熱意が先行し、あれもこれも挑戦したくなりますが、本業やライフスタイルと相談し、ワークライフバランスを考慮したうえで取り組むことが大切です。

③小さなネクストアクションを決める

目的とスケジュールが決まったら、次やること(ネクストアクション)を決めましょう。ポイントは、”小さな”ネクストアクションにするということです。できる限り細かく、具体的に記載することです。

例えば、資格取得を目標としていた場合、「〇〇について勉強する」というネクストアクションでは抽象度の高い状態です。そこで「〇〇について勉強するために、近くの本屋へ参考書を買いに行く」というようにより具体的に細分化してみます。

どちらも最終的に実施するアクションは同じですが、前者のほうは面倒になりつい腰が重たくなってしまう可能性があるものの、後者では物事へ取り掛かるハードルが下がるために行動しやすくなります

④人に宣言する

最後に、目的やスケジュール、ネクストアクションを決めたら「今年は〇〇を実現する!」と誰かに伝えてみましょう。「宣言したからにはやろう」と退路を断つことも実現するうえで重要です。

宣言といっても大層なことをする必要はありません。1人以上の信頼している人へ、何かのタイミングで話してみるだけでも効果があります。人に直接言うことが恥ずかしいと思う方は、SNS等で投稿してみるのもよいでしょう。noteでも #今年学びたいこと という企画募集も実施されています。

ここまで決めたことを実現するために大切なマインドセットを4つご紹介してきました。今後も是非チェックお願いします!


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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