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うつ病に使われるrTMS治療で頭良くなる可能性

rTMSとは

反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法は、パルス磁場による誘導電流(渦電流)で特定部位の神経細胞を繰り返し刺激して、うつ病によるうつ症状を改善させる治療法です。 抗うつ薬による治療を継続しながら、rTMS療法を追加することが可能です。

このように日本では主にうつ病の治療に使われています。

rTMS治療では、刺激頻度を変えることで神経シナプスに与える影響を変えることができます。 ざっくりとお話すれば、高頻度では活性化させ、低頻度では抑制させます。 この特徴を利用することで、脳のバランスの崩れを整えることができ、うつ病の治療につながる神経の結びつきの柔軟さが回復してくると考えられています。

rTMSでは主に左背外側前頭前野と言う脳の部位を活性化させます。

画像の通り背外側前頭前野は色々なことをしています、そこを強化するから大きい声では言えないけど頭が良くなるよねって理屈です。

反復的にrTMSで磁気刺激を行うことで、神経可塑性(脳内の神経の柔軟さ)に変化が加わり、抗うつ効果を来すとされています。

さらに左背外側前頭前野は脳の司令塔としての役割を持ち、記憶、意思決定、注意、実行など、思考や行動の中心となるさまざまな機能をこの領域が担っています。

ここの神経を活性化させるので、まあ頭良くなりますよね、もっと言うと頭の回転が速くなるイメージですかね。

海外では発達障害の治療にも使われてるくらいですから、薬を飲み続けるより試してみる方が安上がりかと思います!

ただ保険適応の所が少ないのが難点ですね。

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