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【医学】人体細胞 年齢別更新速度

人体は、1日で1兆個もの細胞を入れ替えると言われる

人体を構成する細胞は約250種であり、更新速度は部位によって変わります。

速く更新される細胞

表皮、角膜、消化器上皮組織、精巣上皮、造血組織、リンパ組織等

ゆっくり更新される細胞

呼吸器上皮、尿管上皮、肝細胞、膵臓、胃壁細胞、副腎皮質細胞など

主な細胞の更新速度

脳→速い細胞は1ヶ月で40%、遅い細胞は約1年ですべて変わる

胃の粘膜→約3日ですべて入れ替わる

腸の絨毛→1日ですべて入れ替わる

肝臓→速い細胞は1ヶ月で約96%入れ替わる

腎臓→速い細胞は1ヶ月で約90%入れ替わる

筋肉→速い細胞は1ヶ月で60%入れ替わる、遅い細胞は200日ですべて入れ替わる

皮膚→約1ヶ月ですべて入れ替わる

血液→約5リットルの血液は120日間ですべて入れ替わる

骨→幼児期は約1年半、成長期は2年未満、成人は約2年半、70以上は約3年ですべて入れ替わる

肌→10歳代で20日周期
  20歳代で28日周期
  30歳代で40日周期
  40歳代で55日周期
  50歳代で75日周期
  60歳代で100日周期ですべて入れ替わる 

仮に代謝の医学内容が事実であればきっかけひとつ、パターンを変えて生活をすれば改善する可能性もあります。

デトックス習慣を年齢別で分析して改善したい部位にアプローチする。

細胞の代謝は身体を構築する基本なので、引き算健康法から負担を減らし、適切な食事を一定期間続けることも健康法のひとつです。

DNAは人体細胞の設計図?

ゲノム解析の研究はかなり進んでいると言われています。

上記に書いた細胞代謝は当たり前に人体に起こりますが、なぜコピー分裂が正常に行われているのかは、認識して観ると不思議な現象です!

脳も可能性としてありますが、一番有力なのはDNA(細胞遺伝子)の影響が大きいと言えます。

DNAからRNA(コピー、転写)

設計図により細胞が正しく構築するしくみ

もし、この設計図が何らかの要因で狂いが起きたのであれば、細胞の劣化、コピー異常は高い確率で発生します。

人間が細胞で生きていることは、各細胞代謝の生まれ変わりで分かります。

脳細胞の入れ替わりは、約1年であり仮に異常があるのであれば1年前後で認識機能低下などの可能性が考えられる。

血液は約3ヶ月の入れ替わりが発生するので同じく血液血管系の症状に注意、また免疫細胞の白血球の異常代謝が起こる場合は正常な免疫反応が起こるのか未知の内容になります。

ほとんどの細胞は約1年がすべて入れ替わる目安です。

※あくまで仮説をベースにしているので可能性として捉えて頂くと想定力が身に付きます。

細胞代謝について他には、リハビリや運動学にも応用できます。

どんなに筋肉がついても何かのケガで長期間寝たきりになってしまった場合、筋肉の細胞は変わってしまいます。

なので過去記事で書いたようにレベル1の簡単運動はおすすめの方法になります。

また寝たきりからのリハビリであれば施術者は軽い骨の刺激をいれてあげる方法もある。

骨の刺激が難しく感じるのであれば、皮膚への優しい刺激でも有効です。

※筋肉と骨の細胞代謝から約3ヶ月で改善の兆候がない時は他の方法を実践することも必要になります。

細胞代謝は身体を構築する基本

DNA(設計図)の狂いは各細胞の狂いに繋がるかもしれない

病別に改善目安や内容が予測できる

血液の正常でほとんどの病が改善するがもし細胞異常があれば何が起こるか未知の領域

人間はすでに凄い免疫システムが備わっている

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