アダルトチルドレンは孤独
こんばんは、イナモトです。
今日は、アダルトチルドレンの話。
まあ、私の話をします。
アダルトチルドレンとして生きる、
アダルトチルドレンとして
生きねばならない現実世界とは
なかなか明るくしようとしても
なかなか明るくならない。
アダルトチルドレンが生きる世界は
地獄と天国のような
両極端の世界線を行ったり来たり
しているような感じだ。
地獄は現実世界での関わり。
主な人間関係全て。
刺激であり、敵であり。
自分以外の人間を、
自分のパーソナルスペースに
入れることを全力拒否。
これは自分を守るための
境界線である。
自分と他人の間には
深い谷がある状態。
嫌いな人間、仕事関係、
他人、家族。
攻撃性が高い存在とは
その谷の距離も大きい。
残念ながら、親しい友人ですら
谷を跨がないと関係を持てない。
人間と親しくなりたい、
信用したいとは思っていて、
普段は温厚で人当たりも良く、
良い子として振る舞うが、
実は全くの自演であり、
誰も寄せ付けないために、
そうやって深い深い結界を作っている。
そんな風に、親の前で
振る舞わないと
生きていけなかったことが原因だ。
信頼関係を気づくということが
全く分からない、知りたくもない。
一方、唯一自分を解放し、
幸福を感じられる天国とは、
仮想世界である。
頭の中に広がるユートピア。
自分が帰る場所。
私だけの世界。
天国で私は人間ただ1人。
そして私は音楽や芸術や
美しい自然たちと一緒に暮らしている。
それらと関わっている間だけ、
安心して、喜びを感じられる。
どこまでも浸っていたい、
一緒に取り込んで欲しい、
人間という形はいらないと思うほど、
天国はほんとうに幸福なのだ。
アダルトチルドレンは
地獄と天国の世界を行き来する。
どっちの世界でも、
フラットにバランスよく
生きることが難しい。
地獄でまともに生きようとすれば、
心身ともに砕けてしまう。
天国でまともに生きようとすれば、
消えてなくなってしまう。
こんな体感が
生きている限り永遠なのだ。
こんな感覚を
分かってくれる存在はいるのか?
お金を払ってようやく
カウンセラーに話しかけても、
理解はされないだろう。
親しい友人に打ち明けても、
距離を置かれてしまうだろう。
会社では変なやつ。
家族への憎しみは増えるだけ。
安心して話せる相手は
人間以外のものだけである。
天国だけで生きていいなら
私は一生幸せだろう。
ただし、人間として生きることをやめ、
光となることを選ばなければならない。
地獄だけで生きねばならないなら
私は一生不幸だろう。
ただし、人間としての生き方で
上手くやれたら多少はマシだろう。
だったら、普通の人間として
生きたかった。
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