働くための所属先について何を軸にするかの話

このnoteのサービスを利用して、
わたし自身の自己理解を深めたい。

その時に思うこと考えること、自分に対しての新しい発見などの記録。

それを世の中に垂れ流して、わたしと同じような特性があるかもしれないと思う人が1人でも「わたしだけじゃないか」と思えたらうれしい。

文章なんてどんなふうに書けば良いか知らないから書きたいことを思いついたように書いてみる。



先月のわたしは今の仕事に絶望して転職活動に時間を割きたい。転職活動のことを考えるとワクワクする。という気持ちを持っていた。

持っていた、と過去形であるには今はそうでは無いという事だ。

転職活動のためにエージェントへ申し込んだ。企業を紹介してもらった。私の叶えたい事やビジョン、キャリアのことを個人的に洗い出したり、エージェントさんに言語化を手伝ってもらったりした。個人で転職サイトを見て求人情報を見つけようともした。

でも、なんだかわたしが求めているものが本心なのか、本当にその求人に応募したいと思っているのか、わたしの目指すキャリアなのか、ビジョンなのか。

考えれば考えるほど、書類を出してみないと先行に通るかわからないという事実が目の前にあっても、行動しないと結果は出ないと分かっていても、まったく乗り気になれず、エージェントとのやり取りを一時間してはそのあとぶっ倒れて気絶するように眠る。

そこまで身体に負担を課しながらわたしは本当に興味の持てない企業の内定がほしいのか?

自分が本当に求めているのもは何?
わたしが企業に属しなきゃと思っている要因は?



わたしの本当にやりたい事、本当にかかわりたい事はかわいい雑貨を取り扱う仕事だ。ハンドメイドのジャンルも大好きだ。

でも、なぜだかそれに重たいふたをして、見ないふりをしている。

見ている求人情報は雑貨と程遠い事業内容ばかり。

キャリア、ビジョン、そんなことばかりに焦点を当てている。

わたしは学生のころから実家から自立したいという気持ちでいっぱいで、それは己の向上心から来るものだと思っていたが違うのかもしれないと最近思う。

生まれ、育ちが田舎で、実家を出ないと仕事にありつけない環境だった。母親や父親とあまり仲の良い雰囲気ではなかったので実家を抜け出したかった。

そのような過去の体験や経験からわたしは自立して生きていきたいと考えるようになっただけなのかもしれない。

わたしの軸は自立、成長と思って生きてきたけど。
ちょっと間違ったままここまで過ごしすぎてしまったかな。

次の業務内容のことを考えると気持ちが落ちる。
内定がもらえるか、という気持ちではなく、またわたしの本来の興味、好きに蓋をして応募、面接に取り組んでいくことに対してだ。

かわいい雑貨やハンドメイドの世界で働くことに諦めをつけることができていないんだと思う。業界で働いたことが無いから絶望しきれず、ほかに踏み切れないのだと思う。

なんで、こんな歳になって。

わたしが本当に欲している事はキャリアでも、自立でも成長でもなく、自分の好きなものに囲まれることだ。

なぜその思いに蓋をしてしまったのかは、1社目の挫折と2社目の軸を間違ったこと。もっと大きな前提として、地元で自分の好きなものに囲まれて仕事をできるような環境は無に等しく、蓋をせざるを得なかったことかもしれない。

環境というのはとても大事だ。でも周りのせいにしたくない。

エージェント経由の転職活動は少しお休みして、自分の本当に好きな業界でどこかどんな形態でも良いから働ける場所が無いか、調べるために時間を使ってみようかな。

あとは表面上の自己分析じゃなくて、わたしという個人をひも解く自己分析もしたい。

数年前に退職した先輩で、「わたし今度はパン屋さんで働きたいんだ~」とおっしゃっていた人がいた。

おいしいものが好きだから、と言っていた。

当時はうっすらとしたうらやましさを感じていたことを思い出す。

わたしも好きなものに囲まれて仕事をしたい。
その先輩は本当にパン屋さんで働き始めたのだろうか。

退職されて以降、わたし自身に余裕がなかったし、誰かとまめに連絡を取るような人間じゃなかったからその夢が叶ったのか、はたまたどうなのかは分からない。

今度、連絡を入れてみようか。
本当にパン屋さんで働いていたらいいな。



求人は水物と言われたが、いくらそう言われようと、先行に通ればもうけもんの精神で通った企業には、申し訳ないくらい興味が沸かずに辞退を申し出る未来がはっきりと見える。

エージェントのいう事も最もなのだが、もやもやを抱えたまま面接に挑んでも、落ちても受かっても、また体の不調が続いていくだけのように思う。

そして3年、4年後あたりにまた転職するのだ。


わたしは何を求めているのか、欲しているのか、まだまだ深堀が足りていない。苦しい作業だがやり遂げたい。

お金をもらうだけのために所属先を探すロボットにはもうなれないのかもしれない。

人生設計、責任を取れるように学んでいきたい。
行動に移したい。

いつもより長い文章での垂れ流し申し訳ない。
でも、このnoteは多くの共感を得られるんじゃないかと思う。

わたしだけじゃないと思いたいし、あなただけでもない、誰もが持つ葛藤だと思いたい。


2024.6.6


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