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違う映画にさっさと移れ

人生ってちゃんと問題を解決するとくるくると巡って廻っていく。逆に解決しない限り、淀み続ける。結局、同じ場所で淀み続けてる人って、一つ一つを解決していない。

何かを解決することって、それが仕事だろうが病気だろうが人間関係だろうが、だいたいクソみたいな気分になるけれども、人生ってのはそもそもがほとんどそういった繰り返しで、それをやっていかなければ物事は巡らない。
論点を逸らして大声で怒鳴ったり、嘘をついたり、そういったことでは絶対に解決しない。
平野啓一郎の分人主義にあるように、自分がそういった狡猾な人間になってしまうような人間関係や社会とは、お互いに距離をとった方が本当はいい。(それはみんな分かってはいるんだよね)

そして、ある程度の時間を使って自分自身が無価値なのか、単に社会と合っていなかったのか見極める。そもそも自身の成長が間に合っていなかった場合もあって、それは自覚からしか生まれないものもある。でも全てを己のせいにするのもまた過剰な考えで、いずれにしてもそれを冷静に判断するためには結局『一つ一つを解決させる』という方法しかない。

時には深淵の泥を舐めて、パンチの効いた人生を送ろう。
そこから生まれる清々しさは、まるでシュガーラッシュのように、突然別の映画に移ったような爽快な転機になる。

あなたに。
泣き虫で、優しいあなたに。

家庭、仕事、体調、人間関係、いろいろあると思う。
頑張ってエンジンを何度も点火しようとしているのを知っている。それでももし涙が止まらないのなら、それはあなたの今居るチャンネルが間違っている。澱んでいる自覚こそが人を憂鬱にさせるから。
時にはワガママに解決させたっていい。
文句言うやつはいつだって言うし、人の尊厳を傷つける人間は治らない。
でも悔いがないところまでは戦うしかないのよ。

そんで違う映画に、さっさと移ろ。( ✌︎'ω')✌︎

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