脱出ロケットを回収しようとしまいと、マ・クベはソロモン戦には間に合わない。
「ドズルがゼナたちに会うために司令室にいなかったから、ソロモンはソーラーシステムを食らった」とか、「脱出ロケットを回収したせいでグラナダからの援軍は間に合わなかった」とかいう岡田斗司夫の解釈にはいちいち不満がある。いちいちと言っても、根っこは同じ。それは、岡田斗司夫が、人間がそういう行動を取ることの「意味・重さ」にピンと来ないせいで、それらの〔行動・場面〕を「戦争の趨勢を左右した出来事を描写したもの」としか理解できないことからくるもの。なので、不満の対象は、実は、たった一つと