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デジタルハウリッドの主婦ママクラスの受講を終えて

初めまして。こんにちは。
アンナと申します。1歳の男の子を育児中の求職者です。
現在webデザイナーを目指して勉強中でして
先日、デジタルハリウッドのweb専攻主婦ママクラスを卒業しました。
せっかく卒業してみていろいろ感じることや振り返りとして、あと主婦ママクラスのことが自分で調べた時に情報がなくてこまったなぁと思うことが多々あり、これから学ぶ方へのヒントになればと思い記事として残そうと思いました。
自分の思ったメリットデメリットも含めて主観的ではありますが語っていこうと思います。

デジハリを知ったきっかけ

出会い自体は10年ほど前の専門学校の講師の先生が最初のきっかけです。その先生はwebデザインのフリーランスで、いろいろきっかけがありデジハリでwebデザインを学んだことのある先生でした。

そこでなんとなく
webデザイン=デジハリ
という方程式ができました。

その数年後、ネット上の知人がやはりデジハリで学び転職を成功させたことを知ります。勉強の時間を確保することが大変そうなイメージがその際はすごくあり、自分はその時間確保するのは難しいよなーなんて当時は思ってました。

入学に至るまでの流れ

もともと育休明けに復職するつもりが、
会社都合での退職することになってしまったのが最初のきっかけです。

「子育て中のスタッフがいると部署として都合が悪い」

こんなことを本当にいう上司がいるのかと当時はショックでしたが、
悪い縁切りだと思って今となってはすっきりしてます。

そんな中、次の仕事をどうしようかなと思ったのがきっかけで
考えた仕事の1つがwebデザイナーでした。

もともと、
・夫がいつか転勤があるかもしれない。
・もしかしたら海外だってありえるかも。
・どこについて行ってもできる仕事は将来的に必須。
・自分の過去の技術も生かせる仕事ってないかな。
その条件を満たせそうが仕事がwebデザインでした。

その後は様々なスクールを調べて検討するのですが、
デジハリに決めた一番の決め手は、上記で書いた恩師や知人が
webデザインで頑張っていたことだと思います。

また、知名度の高さや勉強中のオンラインでのフォロー体制、
卒業後の求職のフォローなどもありデジハリでの入学で本格的に
検討していくことなります。

ちなみに現在のデジハリのオンラインの質問が環境が整っており
基本休校の月曜以外の開校中はいつでもOKのようで
他のクラスでは離島や海外からスクールを受けてる方もいらっしゃいました。この辺は、コロナでSTUDIOに行かなくても勉強しやすい環境の
1つかもしれませんね。

主婦ママクラスにきめた理由

デジハリに入学しよう。
決めてまずしたことは、STUDIOの説明会に赴き
スタッフさんにいろんなコースの説明をしてもらうことから始めました。

当時、まだ主婦ママクラスに入学するとは決めておらず、
通常の専攻か迷っていたのですが、主婦ママクラスのカリキュラムは
通常専攻と違うところが数点ありそこに魅力を感じ即決。
2022年3月末に説明を聞いて4月のクラスに入学が決まりました。

主婦ママクラスと通常専攻との違い

  • 主婦ママクラスはクラス制で6か月間同じメンバーと
    かかわることができる。
    ※通常専攻は卒制からでないとクラスはできないとのこと。

  • 担任も6か月間同じ人が担当してくれること。

  • クラス制の授業が2週間に1回程度あること。
    ※通常専攻は卒制からクラス制

  • 主婦ママクラス専用課題がプラスであること。

  • クライアントワークスがあること。

※2022年10月よりカリキュラムが変更となるためクライアントワークスは卒制後に行う+オプション課題になるらしいです。詳しくは公式を確認してみてください。

クラス制なので、同じメンバーと6か月がっつりかかわりあえることは、通常専攻との一番大きな違いだなぁと個人的には思いました。
多分、通常専攻で一人でなぁなぁに続けていたらだれていたかと思います。

授業が定期的にあることで、まわりの進捗をしれること、いろんなアイディアを見れることも大きかったです。

主婦ママクラスだからこその悩み

主婦ママクラスというだけあって
基本は家庭を持った女性が対象のクラスです。
だからこそしかたないとはいえ途中からの休学される方が多かったです。

実際、私のクラスも初回の授業からメンバーは半分以下での卒業となりました。ご家庭の都合だったり、無理な学習をしてしまい体調を崩したり。

休学から復学ができればいいのですができない方も多いそうで
できれば休学しないでねがクラス担任の口癖でした。
家庭があるからこそ、学習時間をキチンと確保できない問題は大きいです。この内容については後述させてもらいます。

通常課題と主婦ママクラス課題

主婦ママクラスは課題が2種類あります。

  • 通常専攻との共通課題
    ※中間課題のみ異なる。

  • 主婦ママクラス専用課題

通常専攻より主婦ママクラスは少し課題が多いです。

通常専攻との共通課題

  • デザイン課題1点
    (グラフィック初心者コースもとると+3点ほど増える)

  • コーディング課題2点

  • JS課題2点

※上記がグラフィック課題なしの場合
私は、DTP経験者ということでグラフィックの初心者コースに当たる課題抜きのコースだったため少し課題が少なめでした。
通常課題は動画授業→課題をこなすという流れです。
なので課題自体そこまで負荷は高くなく、これだけなら少し物足りなさを感じそうな内容でした。が、主婦ママクラスの課題と並行して動画や課題をきちんと消化する計画性がかなり必要です。
ちなみに動画は、無駄が多くなおかつ長いので私は2倍速で後半は聞くようにしてわからないところはメモ→あとから調べるを徹底するようにしてました。

主婦ママクラス専用課題

※2022年4月入学の場合

  • 旅行バナー制作

  • LPデザイン制作(デザインのみ)

  • クライアントワークスでのLP制作(コーディングまで)
    ※主婦ママクラスでの中間課題扱い

上記の3つが私が実際に制作した当時の課題となってます。
課題は授業中に内容が発表でした。
主婦ママクラス課題は、講評会を必ず設けられプレゼン→講評を行います。
なので、毎回発表しなければいけないのでデザイン以外に
プレゼン内容を考えることは地味に大変でした。

きつかった、クライアントワークス

中間課題は、クライアントワークスでのコンペでめちゃくちゃ大変でした。期間も短ければ情報を得る機会も質問会を1回だけ設けてもらってそこですべてヒアリングしろという鬼畜仕様。え、無理っしょ、無理です。情報足りません。と嘆きながら必死に作品を作りました。。。笑

実際の仕事では、もう少し打合せしたりすり合わせしたりするところが、この課題ではすり合わせや確認できる部分がごっそり抜てたままの制作でかなりきつかったの一言に尽きます。

クライアントも毎回異なるので、どのクライアントが当たるかによっても結構言葉を悪くすると当たりはずれが出てしまうというところが正直な感想です。

また主婦ママクラスの課題の中で一番きつく時間もない課題なので、ごっそりこの課題の最中に人が減りました。課題が追い付かない、時間が取れない、学習の理解度の差がめちゃくちゃ出てくるなどの人によっての進捗の差が出やすいのもこのタイミングだったと思います。

ですが、このクライアントワークスは前述したとおり、オプション課題のような扱いになるらしいので、2022年10月以降のクラスはどのような中間課題になるのか。ちょっと気になるところです。

意外と穏やか?卒業制作

卒業制作。。。
めちゃくちゃ最後の山場っぽいですが私自身はかなり穏やかに制作を進めることができ、余裕をもって終了させられることができました。ちなみに残ったクラスメイトたちもかなり余裕をもって卒業制作は進めているなと感じました。

理由として考えられることは、実際のコンペに近いクライアントワークスをかなり短い期間でクリアしたことでの、自信や経験が生かせているんだろうなと思います。しかし前述のとおり、22年10月生以降は中間時にクライアントワークスがなくなるみたいなので、少しもったいないのかもと思う感じです。

しかし、卒業制作は自分で制作テーマを探さなきゃいけないのと複数ページのサイトの制作になるので、スケジュール管理がかなり大事になると思います。この辺は通常の専攻も同じなのかなと思います。

主婦ママクラスの雰囲気

私自身のクラスは、結構多様な方が多く入学当初は新婚さんから子育てひと段落したママさんと結構幅広い年代や家庭環境の方が多いのですが、皆さん共通して良い意味で、前向きでチャレンジ精神旺盛な方が多かったです。

というのも、卒業したらどうにかなるでしょ?
って世界ではないと思うので、それなりに前のめりな人で腹を括らないとデザイン業界の中では特にしんどい業界だと思うんですね。スクール自体の金額もスクールとしては正直高額の部類ですし。

だからかなのか、卒業後の方向性が比較的しっかり決まってる方が
ほとんどだったのも印象的でした。

子育てと勉強時間の両立はきつい

「自分のペースの勉強でOK」
それじゃ結局勉強にならなかった。

よく、デジハリの主婦ママクラスに限らず、よく主婦向けや社会人向けの
スクールのうたい文句で「自分のペースの隙間時間での勉強でOK」みたいな文言見かけません?
デジハリの主婦ママクラスも実際そんな感じの文言で広告を打ってますがそんな気持ちで始めると正直痛い目に合うというのが正直なところ。
実際問題、旦那さんの協力がなければかなり勉強を進めることは厳しいですし、まとまった時間が取れることを前提の課題のボリュームなのでそこをしっかり検討する必要はあるかなと思います。

が、家庭環境によっては旦那さんに頼れない、子供が幼く手が離せない・体調を崩しがちなどあると思います。そういう小さい積み重ねで時間が取れず学習が追い付かなくなり休学される方が多かったなと。

ちなみに説明会に参加すると1日2時間以上勉強できてぎりぎりかもと事前に私は説明がありました。実際その程度だと学習動画の消化はできませんでした。。。私は課題のある実技の必須動画のみ消化で終わってます。

この辺は主婦ママクラス特有の問題だと思います。

実際に確保できた作業時間

私は、実際には基本は毎日夜の2~3時間のみの作業+土日の日中に2~3時間作業できればラッキーな状態でほぼ最後まで走り切りました。
夜、子供が寝てからノンストップで作業を6か月。
それでもどうしても、邪魔がどうしても入ることがあり、集中して一人で作業をする環境が欲しかったです。リビングのダイニングテーブルでの作業はつらい笑

そんな感じで作業をしていたせいか、後半に連れてまぁまぁ精神的にきてましたし、正直かなり参ってました。
さすがにまずいなぁと思い後半は、一時保育などを日中も活用し乗り切りましたが、一歩間違うと投げ出したいと思う自分と戦う、危ない橋を渡りながら勉強していたなと思います。自分のための時間は必要ないよと思いがちですが大切だと思います。あまりそこを犠牲にする学習は体も心も壊しかねないのでお勧めはしないですね。実際私は卒制の発表前の最後の2週間ほどは疲れは爆発したのか、かなり体調が悪かったのが正直なところです。

多分、まだ求職もこれから始まるのでゆっくりは難しいのですが、少しの期間はスローペースで休憩しつつ行おうかなと思ってます。

もし今、検討するなら日中の作業時間もしっかり確保できるように動くべきだったなぁと思う反省点です。

STUDIOに通いたかったな

私自身前述のように、子供が幼いためSTUDIOにいくことがほとんど叶わなかったのですが、これはすごくもったいなかったぁといまだに心残りになってる部分です。

というのもオンラインでのフォローがあるとはいえ、直接指導してもらって”無駄話”までできる関係のトレーナーさんと関係を作れなかったのですよね。

オンラインではない、同じ場所にいて直接指導ってその場の雰囲気で追加で質問がしやすい環境ですし。
※私はオンラインでの質問はどうしてもあわず、ほとんど使わずでした。

業界で働いているプロの方との無駄話ってかなりこれからのヒントが詰まっていることが多いのでそういう会話ができる人をつながりとして作りたかったなぁといまだに思うところです。

可能であれば予習しとくと気が楽

私自身、デジハリに入る前にプロゲートでHTML・CSSをすべてこなしてからの入学だったのですがそれが大成功だったなと思います。

理由としては、私自身はプロゲートでコーディングのコースをクリアしたことで、良い意味での予習にもなりつまずきもかなりない状態でデジハリの授業に臨めたなと思いました。
内容も有料でも1か月程度なら主婦の方でもチャレンジしやすいと思いますし、どのくらい勉強に時間を取れるかを見定めるのによい予習教材になると思います。また闇雲に、独学するよりはかなりわかりやすい勉強のプランを組まれているのでおすすめです。

デザインはプラスで勉強しないと難しいかも

これは個人の感想ですが、デザインとwebコーディングを並行して学ぶって地味に難しいなと感じました。
というのも、デザインとしてまずカンプを成立させるために時間かかりすぎちゃってコーディングができる時間がない!パターンがめちゃくちゃ多そうだなと感じたからです。

デザインのセオリーは比較的平面であればどの媒体でも共通したものがあると思うのですが、そのセオリーを体感で覚えるのが地味に難しい。ちなみに私は学生時代はそういうのまったくデザインのセオリーに対してセンスがなく、就職してからクライアントや先輩からふるぼっc、愛ある指導の下どうにか体感で覚えました・・・。笑
本当であればもっと時間をかけてやりたいところがデジハリの課題だとさらりと終わっていきなりコーディングなので、なんのこっちゃ感がめちゃくちゃでそうだなと思いました。
個人的にデザインのドリルをやってる方がTwitterでは多そうだったのでもしwebデザインをやるなら1周くらいしとくとほんのちょっとらくになるのかなと思いました。
ちなみに私もリハビリのため、購入したのですがソフトの使い方をきちんと覚えるにもちょうどいいのでお勧めです。

私が使った学習中のサービス

Twitterは情報収集として優秀

とりあえず今はTwitterの情報が一番早いと聞いたため
私は基本Twitterにweb関連のアカウントをフォローしてます。
インスタなども情報はそれなりにありますが、個人的にはTwitterのほうが情報は集めやすいなというところが今のところの実感ですね。

とりあえず上記3つのアカウントは、情報収集する上で最新のものがながれてくるのでかなり業界に対して無知でも助かる情報が多かったです。
特にコリスさんのTwitterは各素材や電子書籍のセール情報もガンガン載せてくれるので、私も何点か素材等の購入のきっかけになりました。

DTP Transitさんは定期的に当日聴講に限り無料のオンラインセミナーをしていてかなーりイイ。DTP関連の情報が多いのですが、webデザインにつながるセミナーも多いのでお勧めです。

Notionでブックマークを視覚的に見やすく

Notionは、結構後半からデジハリ卒業生さんのnoteを読んだことをきっかけに情報収集のため利用を開始しました。
現在は、サイトのリンク集のような形で使っているのですが、各リンクにタグ付けできることや、視覚的にも見やすいことなどメリットしかなかったのでもっと早く始めるべきだったと思ったサービスのひとつです。

Eagleで素材整理を便利に

サービスではないのですが、コリスさんで紹介されていたソフトで最近使用を始めました。
これがめちゃくちゃ便利で素材やデザインサンプルの収集が簡単になりますし、なにより収集したデータにタグ付けできるのは便利なのではと思ってます。特にこれから素材をこつこつ集める方。きちんと整理しておかないと後がつらいのでぜひ導入をおすすめしたいです。

総評 結局何が大事だった?

6か月学んで痛感したことはやはり、
基本をどれだけこつこつ積み上げられるのか?
に尽きるかなと思います。

これは、デザインに限らずどの業界でも一度は言われることですよね。

そんなの当り前じゃないと思うのですが、毎日積み重ねることや勉強を続けることって実は難しいなと改めて実感しました。
そして、大人になってここまで勉強したのもデザインに没頭したのも、
久しぶりだったので楽しかったです。あと、自分の子育てで死んでた自尊心やアイデンティティも少しは取り戻せたのではと思ってます。

また、クラスメイトの存在というものが、びっくりするくらい大きかったからこそここまで頑張れました。社会人になってから、こんなに想いを大っぴらにして下心なく一緒に頑張る同志を作るのって難しいのではないかなと思ってます。その点だけでも、デジハリの主婦ママクラスに入って頑張ってよかったと私は思います。

卒業したら終わりではありません。
スタートにやっと立てる権利をもらったと私は思っています。
まだまだ、転職のための資料作りが私はおなざりなのでこれから本当にスタート地点に立てるように、頑張っていきたいと思っています。

どこかで、入学を迷っている方がいたら後押しのヒントになればと思います。ながながと読んでいただきありがとうございました。

ご質問等があれば、TwitterのDMにて受けたまります。


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