見出し画像

【認知の歪み】在宅ワーク&保育で鬱になった話。新卒2ヶ月目の記録

※こちらのコンテンツはかなり主観的な内容となっております。
センシティブな内容となっておりますので日中に読んでいただくようお勧めします。

5月末をもって新卒2ヶ月目が終了しました。
新型感染症の影響を受けて、家庭内保育をせざるを得なくなり
フルタイムで働くことが出来なかった5月。
1ヶ月間毎日特別休暇を頂きながら働いた期間となりました。
※以下記事参照


今回は、そんな新卒×家庭内保育×在宅勤務
という環境下での体験談と同時に
「認知の歪み」の怖さについてもお伝えしていきます。
参考:以下動画


ただの地獄。

実務においては4月と行うことが特段変わらなく(新しいことをろくに学べず)
zoomランチを各部署と設定して頂くも参加できず(娘のお昼寝タイム)
娘がお昼寝してくれた頃には私も心身疲れ果てて私も寝落ちしたり。。

ただでさえ新卒で働きに見合わないお給料を頂いているのに、
「こんな働き方で給料をもらっていいのだろうか」
と言う罪悪感にとことん駆られ

Twitterのタイムラインでは毎日新しい学びを発信している方々が眩しく感じたり
入社してからずっと在宅勤務のため、誰かに相談したくても勇気は出ず。。

普段の息抜き環境である
実家やジムやカラオケやカフェ、なども全て頼れず。
(徒歩10分の実家にすら行けないというのは一番つらかった。。)

しまいには娘が可愛いと思えなくなる
負のスパイラル

(我が家の場合、夫の会社では保育特別休暇というのは無く、
昼に娘の面倒を見れるのは実質私だけでした)

娘が寝たあとの深夜に写真を見返して、
ああ、娘は可愛いなと気づく。
しかし朝になると悪魔にすら思えてくる。そんな毎日の繰り返し。

在宅保育と在宅ワークの兼業。。
こんな過酷なことあるのだろうか?いやない。(反語)

画像1

無理をしない、と思っていても

今の私なら、あの時の私に、無理をするな、と伝えるでしょう。
けれど、あの時の私は、そのようなことを言われてもできませんでした。
無理をしているのか、無理じゃないのか、もはや自分で全く判断がつかなかったのです。

ただでさえ特別有給休暇を頂いて、
皆様の半分時間しか働いていないにも関わらず、
辛いと思ってしまう私はなんて弱いのか、と思う自分が常にいました。

画像2

ここまで、動画内での「6:拡大解釈と過小評価」に当たりますね

娘の瞳を見て受け答えできない自分に、落胆

そもそも育児は大変に気を張り、神経を使うもの。幼児なら尚更。。
目を離せば子どもはあらゆるものを触り、投げ、失敗しては泣き、というルーティン。
子どもにとっては目に見えるモノ全てが新鮮で、好奇心の対象なのです。

画像3

「今は育児に専念せよ」と言われたら
しっかりと娘を見守り、いざとなったら助けることのできるように態勢を整えれるでしょう。そして娘の好奇心の問いかけにも瞳を見て誠心誠意答えられるでしょう。

しかし、「半分は仕事、半分は育児」をしなければならないという状況では、そうはいきません。

不器用な私は、仕事中に何かを問いかけられても娘の瞳を見ている余裕などないのです。。

けれど、娘にとっては我々が仕事をしているか否かなど関係ない。

素っ気ない対応をすることで、
「問いかけに答えてくれない」
「両親は私を見てくれない、構ってくれない」
と感じてしまうかもしれない。。

「ああ、なんてひどい母親なのだろう」と、かなりの加害妄想をしていた私(今なら分かる)

日常であっても、このような状況は発生しうるのですが、
在宅保育と在宅ワークの兼業時では、日常とは比べ物にならないくらいの頻度で発生します。

最愛の娘を傷付けるような行為している自分に
また、せざるを得ない状況に心底行き場のない悲しみを感じたのです。

これは、動画内での「2:行き過ぎた一般化」「5:論理の飛躍」に当たるかもしれません。

まるまる1ヶ月、地獄

1ヶ月が経つ頃には、どん底。
何もかも中途半端で、何もできない自分を目の当たりにする日中が怖くなり、起きている限り涙が出る、そんな状況。
夜になると、鬱は加速し、希死念慮すらする。。(書きながら、自分に怖さを覚える…)

「怠け者、弱いやつだ。甘えるな」
ともう一人の私が言うのです。幻聴ですね。

正直zoom上で人と接することすらしたくない、と思った時もありました。

これは、動画内での「10:個人化」に当たるかもしれません

そんな息も絶え絶えな私に対して、
部長や上司は
私を非難することは一切せず
「困難な状況下においていかに上手く対処していくか」
というスキルを私に身に付けるよう励まし、コーチングをしてくださった。
私を信じて見捨てずにいてくださったことに感謝してもしきれません。。

ようやく光が見えた

終わりが見えたのは5月最終週

ある日保育園から
緊急事態宣言解除されたら、いつ登園するかという電話がきたのです。

(・・保育士さんが本気で神に見えた。)

もう今すぐにでも、と思いましたが
6月に入るまでは自粛要請が続くということで
5月の最終週の金曜日に登園させてみました。

久しぶりの、娘のいない昼間
静けさが、不気味にすら思える感覚
集中が持続できる環境
あっという間に過ぎる時間
娘のお迎えが楽しみで「娘に会いたい」という胸の高鳴り

すべてが久しぶりで、景色が違って見えました。

画像4

※当時の私の日報より

振り返ってみて

5月は精神と時の部屋にいたとも言っても過言ではない時期でしたが
今振り返るとかなり、認知の歪みが生じていたな、と思います。

思春期以来の抑うつ状態だったので、我ながら自分に驚きました。
せめてもの、今後この経験を生かすことができればいいなと思います。。

こうしてようやく6月から、再びスタートラインに立ったのでした。

今月のまとめ
「認知の歪みは自分の心身をも歪める」

よろしければサポートお願いいたします! 毎日の励みになります🥰Twitterもやってます。