カケラとユラユラと歪な双子
1st album「Poppy insanity」とANMYの宣伝のために始めたnote。
絶対に最後までやり遂げてやる！という謎の使命感のもと、今日も楽曲紹介をして行くのでした。
南：はい、今日はカケラとユラユラの二曲を一気に紹介します。
佐々木：今日は二曲一気にやるんですね！
南：はい、決してめんどくさなったわけではありません笑
この二曲は双子ちゃんなのです。
佐々木：ほうほう、それはどういう意味ですか？
南：文字通りで、1日で二曲生まれちゃいました。
佐々木：そうでしたそうでした！天才か！
南：そうです、、いや、そうですじゃなかったw
これは佐々木さんから、15分で作ってみたらいいというお達しがありまして、それでトライしてみたんですよね。レッツ15分チャレンジ！と。
佐々木：そうでしたねぇ〜まさかちゃんとした曲ができるとは思ってませんでしたよ。
南：案外できちゃいました。
佐々木：じゃまずカケラの方から、この曲すごい好きです。
南：ありがとうございます。
佐々木：こういうのどうやって作ってるの？
南：とりあえず何か楽器を鳴らしてみて、それを聴きながらふんふんと。歌詞もなんとなく歌いながら出て来たところから発展させて行ったり。
3音のメロディだったので３文字で歌詞を考えたりしてたので、母音を合わせてみたり、、、
佐々木：なるほどなるほど。この歌詞のメロディのリズム感が良いよね。
谷川俊太郎を思い出した。
南：あぁ、これは三文字でできているんだな、人間だもの。
佐々木：いやそれは相田みつを。
南：、、、という感じで作ってます笑
佐々木：なるほど、、いや、なるほどなのか笑
南：この曲のアレンジも他の曲とは違っていいですよね。
佐々木：はいはい、この曲は全部の音がCP60っていうエレクトリックピアノだけで作っているんですよね。
南：あのピアノ可愛い音がする。
佐々木：はい、でも強烈に重いんですけどね。これ二階の作業場にあげるのに大人３人で階段をあげたんですけど、本当に事故って死人が出るかと思った。
南：このシャラーンとか、トントンとかも？
佐々木：そうそう弦を直接撫でてみたりはじいてみたり、ピアノの本体を叩いたりしてます。
南：なるほど〜面白い音するなぁ
佐々木：このピアノが来たのが嬉し過ぎて全部これで作っちゃおうとなりましてw
南：愛着ですね。
佐々木：ちなみにこの曲の歌詞もいいですよね。
南：あ、よかったです。
佐々木：なんというか不思議な歌詞で、なんか音の話をしているのかな？
南：そうですね〜あんまり答え合わせみたいになるから言うのもアレですけど。
一緒に音を出して、それをかき混ぜてみたいな、、、、？
佐々木：なるほど〜だからこの曲の歌詞が好きなのかもしれないなぁ。作曲とミックスみたいな。
南：でもこの曲即興で作ったメロディだから、改めて本ちゃんでボーカル録音する時は強烈に難しかった、、、誰が作ったんだ、、、w
佐々木：かなり苦戦してましたよね笑
拍の取り方とかもランダムだし二本の旋律のルールが全然わからないままだったな。
でも作った本人だからきっと歌えるだろうくらいに思っていたけど、作った本人が自分の歌を耳コピするって言う笑
南：もう作った時の記憶とかないですからね。
佐々木：でもこの二本の旋律が歌詞とリンクしていてそれがいいですね。
南：今日はずいぶん褒めますね〜笑
もう何も出ないですよ、、、と。
佐々木：そうですか、、天才だから大丈夫じゃない？
南：そうですね、、、いや、そうですじゃなかったw
続きましてゆらゆら行っちゃいますか。
佐々木：はいはい今日はサクサク。
南：この曲はカケラを作って、試しにうちの子に聴かせてみたら、、、
なんか暗い、、、と言う感想だったので、じゃー明るいの作ってやる！と思って作った曲ですね笑
佐々木：なるほど、振り切り方がすごいですよね。
南：そうですね、これも15分で作りました。
佐々木：そうなんですよね〜僕この曲が一番好きで、そして唯一僕がアレンジに参加しなかった曲。
南：それ前から言ってますよね。
どうしてこの曲が一番いいと言っているのか全然わかりませんけどもw
佐々木：なんですかねぇ、、とりあえず送られて来たdemoがあまりにパーフェクトだったので、下手に手出ししたくなかった。これ以上はダメにしかならないだろうと。
南：パーフェクト、、、謎。
佐々木：メロディのセンスとか、リズムの感じ方、音色、どこをとってももうこれ以上はないなと思ってましたけど。
南：私は佐々木さんはこう言うのやりたくないのかと思いましたけどねw
佐々木：いやいや、やりたくてしょうがないと言うか、色々アレンジのアイディアを想像してみたりしていたんですよ。でもどうやってもこれ以上は無駄なことに思えてしまって。
南：そうなんですか〜私的にはすっぴんで外歩いている気持ちで、どうして何もしてくれないのだ、、、と思ってました。そういえば佐々木さん、あの「なーみ！」ってところに異常なこだわりを見せていましたね笑
佐々木：はいはいはいはい！あそこ大好きですね！
なんか遠くの方の船の上で波に煽られて、乗っている人たちがみんな飛んじゃっているみたいなwな〜み！ぽよーん！
南：あーいいですね〜人形劇みたいな
佐々木：誰か作ってくれないかな〜と。
南：私はこれに振り付けをつけたい。具体的な振り付けももう考えている、、、。
ここのね、この部分だけをね、ちょっとくいっと動かして、こうやってこうやって、、
佐々木：あ〜その動き歌録りのときずっとやってましたよね、、、ちょっとじっとしててくださいと、、、、
南：ついやりたくなってしまう、、、、
佐々木：そう言うことも含めてパーフェクトですね。
南：そうなんですね〜
それにしてもこの曲が入ることでアルバムのイメージもだいぶ広がりましたよね。
佐々木：そうですね、それに僕だけでアレンジしていくと、まじめすぎるものになりがちだから、そう言う意味でもすごい重要な曲です。本当はふざけていたい。
南：そうですね。私たちの打ち合わせなんてまったくまじめじゃない笑
佐々木：っていうかほとんど関係ないことばかり喋ってますよね。
南：放課後の高校生みたいですよね。お菓子とか買ってきて、、、
佐々木：わーい！今日はケーキだ〜！、、、、
、、、、、いや、僕はちゃんとしなくては、、と思っているんですよw
南：なんと、、、、！
でもANMYの音楽性は私たち二人の組み合わせなので、こっち側に広がりが持てたのは、結果的にすごい面白かったし、ポッピーだなぁと。
佐々木：この二曲の存在が実はこのアルバムの結構大事な要素と、初期段階から思ってまして
南：そうですね、、、謎解きの大事なキーワードですよね。
佐々木：音と私と人と、、、
南：それ以上は言ってはいけない！
佐々木：、、、、は！、、、危ね危ね。
南：謎解きの答えはまだまだ先にとっておかないと。
佐々木：という事は、、もう謎の答えはわかっているんですね！
犯人は誰なんですか！
南：、、、、、
佐々木：、、、、、ってか謎とかあるんですかね？
南：それ以上は言ってはいけない！！！！
ついうっかり本音を漏らしてしまった佐々木さんと、どこまでも謎を追い求め進み続ける南さんの間に、小さな溝が生まれ始めている事に二人は既に気づき始めていましたが、今日のおやつであるシャインマスカットのケーキを食べながら、穏やかな午後を過ごすのでした。
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