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夏の夢へ

そして季節は進む。
何も知らないままにもう今年の半分が過ぎようとしている。
いかにも思索めいたことを並べながら一日は過ぎていく。
陽の光に導かれ孤独な流離い、あるいは日差しを避けて恋の逡巡。
こんなことを書いて何になるのか。
それでも季節は進む。
風はいつでも流れている、そこにどんな予感を見つけるか。
夏の夢は甘くて切ない。
照りつける中での疲労は時に心地よい。
チョコアイス片手に風に吹かれて。
口に広がる甘みが何かを予感させてくれる。
それでも恋は甘いばかりではない。
風はいつでも流れている、そこに新しい約束を恃めるか。

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