空への距離

※ギャラリーアビィ「ソラリスト16」協賛企画
企画展内容に合わせて旧作と散文を公開します。

ギャラリー・アビィでは本日から1月31日まで2週間の日程で企画グループ展「ソラリスト●16」を開催します。空や雲がテーマの写真展。ギャラリーの壁に窓が開いて様々な空を眺めるような、清々しい気持ちになれる企画です！心斎橋近辺にお出かけの際は是非お立ち寄り下さい！ https://t.co/tIP5Y2Q4ba pic.twitter.com/BdDYv23iml

— ギャラリー・アビィ (@gallery_avi) January 20, 2021

遠い空を見上げる、自分の立ち位置を確かめるため。
君の空はどこへつながっているのだろう。
何故空を見上げるとすっと胸がすくのだろう。
それは祈り、まっすぐに思いを届かせる。
空はどこまでも広がっているが、空虚というわけではない。
自分や他人を越えたひとつの世界。
囚われのない色を前に、そこにいろいろな感情を溶かし込みたくなる。

思いは翔ける
anmtgallery／石橋実乃生

その思いを自分の中だけで閉じこめたくない、どこまでも広がる空の向こうまで。