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♯3. ホルモン療法HRTから1か月半~効果は~

ホルモン療法を選択し、始めてから1か月半が過ぎた。ホルモン療法といっても、都内のある産婦人科のサイトで、その種類、メリット・デメリットなどが説明されているように本当に様々な方法がある。

https://www.shimodaira-ladies.com/gynecology/menopausaldisorder

また、それが自分の体質に合うか合わないかを1か月くらいは様子を見る必要がある、と私の婦人科の医師から説明を受けた。

効果とメリット

私が試しているのは2種類のホルモン合剤をお腹に貼るシール・メノエイドコンビパッチである。これは、4日に一度くらいシールをお腹に貼るかえるだけでとても簡単であった。実際に効果も出た。一番困っていた動悸は、あまり感じることはなくなった。足先で脈打つような痺れをかんじることが日に数回あるくらいになった。これが実感できた効果と一番のメリットである。ただ、足の脈打つような痺れが、ホルモン療法の副作用の血栓でもありえるので、血栓の関係はないのか、医師は血液検査で確認していた。

デメリット

しかし、この期間に感じたデメリットは、ホルモン療法が落ち着くまでの1~3か月間は、度々出血する人がかなり多いということであった。予めそのデメリットの話はなかったが、出血の度に医師に電話相談し、シールを継続していいのか、剥して数日間中止し、一度生理を起こさせる状態にするのかなどの指示を受けた。1か月半過ぎた現在もあまり状況は変わらないが、医師の判断で、治療法は一番合っているとは思わないが、動悸の症状は治まっているようなので、あと2週間だけ様子をみましょうということであった。出血反応は良くないが、ホルモンに慣れてその出血が次第に治まる人もいるので、とのことであった。

また、低量ピルのように、シールによるホルモン療法では気持ち悪くなる人はほとんどいないとのことであったが、私は、時々、つわりのようにムカムカしたり、食欲がない日があった。しかし、この食欲不振は自律神経の乱れ方も来る更年期障害の症状の一つにもあるので、どちらが影響しているかは自分ではよくわからなかった。

(自分に合う治療方法が見つかるまで)

ホルモン療法は、種類が数多くあるため、どれが自分に合っているのか見極めるのには時間がかかるのかもしれない、と不安になったり気持ちが暗くなったりするときもあった。数あるホルモン療法の中から、一度でピタリと自分に合う方法が見つかる人もいるかもしれないが、何度目かで見つかる人もいるのかもしれない。この時点での私の更年期障害の残された課題は、早く完璧に元気になりたいと焦り不安やマイナス思考になってしまうこと、急に怠くなったりすること、食欲がない日があること、そして夜眠るまでに時間がかかることであった。


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