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デザイン視点の世界一周 | スペイン編🇪🇸 | ガウディ建築と街並み

2023年9月27日〜10月1日まで滞在した、4カ国目スペインについてもレポートしたいと思います。今回は完全にただの旅行記なので、気になる方だけ読んでいただけたらと思います。

これまでの記録はこちら

  1. ロサンゼルス編

  2. ロンドン編

  3. ミラノ編

スペインはバルセロナとマドリードどちらも行ったのですが、滞在期間の長いバルセロナについて主にまとめようと思います。


細部までこだわるガウディ建築

今回渡航前に、国立近代美術館でやっていたガウディとサグラダ・ファミリア展で予習していたので、「写真で見ていたXXはどこかなー?」という視点で見学できました。(音声ガイド借りる必要なかった)

ただ実際の建築物を見ると、本当に文字通り鳥肌が立ちました。
想像よりも大きく、ステンドグラスがあることは知りつつも、実際は時間によって光の入り方が違うことは知らなかったので、展示だけでなく実物を見ないと本当の感動は得られないと身をもって学びました。

来訪した15時ごろはオレンジの光が強く出ていました

しかも展示ではわからなかった、建築物のある立地についても、実際行くと完全に街中に溶け込んでいて「こんな素敵な建築が、こんな住宅街にあっていいの、、?」と思うほど。

住宅街の中にあるCasa Vicens

また、展示にでもあったようにガウディは自然から着想を得るデザインを好んでいたとは知っていました。が、まさか多くの人が表面の建築に集中するため集中して見ないであろうバルコニーの床の裏までも、花のような絵柄の綺麗なタイルで装飾されていたことには流石に細部までこだわるガウディの建築スタイルに完全にやられました。。

Casa Batllóのバルコニー

他ヨーロッパ諸国との街並みの違い

イギリス、イタリアと来て似たような”Theヨーロッパ”的な風景をずっと見てきましたが、今回のスペインは明らかに違う点がありました。

それは熱帯植物が街中のいろんな場所にあること。

ヤシの木はもちろん、南国にありそうな色の花やサイズ感の桁違いな植物までいろんな植物がありました。

Parc de la Ciutadellaにあった大きな木
Plaça Reial

これは明らかに他のヨーロッパにはない地中海性気候ならではの街並みだと思い、単純にヨーロッパはカラフルな壁紙で中世的な装い、という単純な認識からまた一つ学びました。

また、街中に普通にガウディなど特徴的な建築があるせいか、最近建てられたであろう建物すら似た特徴を持っているように感じます。
例えばこの写真。

街中で撮った建築

これは普通のホテルの正面部分ですが、花柄のタイルがありました。ガウディ建築でも、Casa Vicenceのように花柄のタイルで覆われているものもあり、似たものを感じます。

ヨーロッパにおける地下鉄の比較

ロンドン、ミラノ、バルセロナと3つの国で地下鉄に乗りましたが、一番綺麗かつ整備されてるように感じたのはバルセロナでした。
一部の電車内ではUSB充電ができたり、電車本数も多いため割と定刻通りに来たり、地下鉄だけど明るい照明で安心感がありました。

たまたま誰もいなかったバルセロナの地下鉄のホーム

他の国の地下鉄の評価も軽くこちらに記載。

ロンドン

地下鉄とバスを組み合わせてどこにでも行ける利便性は非常に高い。一方で、最古の地下鉄ということもあってか電波が全く通らない。事前にGoogleマップ/City mapperなどで調べて、電波がなくてもどこで降りるか知らないとだいぶ詰む。。

ミラノ

空港到着後、市内に移動する夜10時台の電車で👨‍✈️「This train is broken so you need to take off the train!!」と言われ、郊外で降ろされました、、(電車が壊れるとは?と思いましたが、イタリア在住の友人に聞くと当たり前のことのよう。。友人の場合、空港に行く際は住んでる場所が郊外寄りなこともあり、5時間前に着くつもりで移動すると言ってました。)

ただいくら見た目的にバルセロナがよく感じていたとしても、スリの発生率は一番なのではないでしょうか、、??

現に、私も基本リュックは前にかけて携帯や大事な貴重品は首から掛けておいたのですが、それでもスリに遭いかけました。
地下鉄に乗っていた際、少し気が緩んでリュックを後ろにしたまま壁にくっついてスマホをいじっていたところ、白人のカップル風の男女が近づいてきて女性の方が私のリュック側に手を伸ばそうとしていました。
その違和感に気づいてその女性を見たところ、「Her bag is all locked (ロックを示すジェスチャー付き)」と男性側に話していました。

そう、私は事前にスリ対策動画をYouTubeで見ていたので、ありとあらゆるバッグのファスナー部分に南京錠を付けていました。なので幸いにも、取られることはなかったのですが付けていなかったらと思うと恐怖に感じると同時に、本当に普通の男女がスリをしていることに驚きました。正直、身なりだけで怪しそうな人は分かるものだと思っていましたが全くそんなことはなく、また良い教訓を得ました。


最後はだいぶ脱線しましたし、今回のまとめはスペインの海外旅行記でしたがいかがでしたでしょうか?
個人的にスリなどの対策と基本的なスペイン語が分かれば、とっても楽しめると思いますし今までで一番推しの国なのでぜひ次の旅行で検討していただけたらと思います。

次はデンマークに移動します。
北欧デザインをこの目でたくさん吸収してまとめていけたらと思うので、次回もお楽しみに。

最後に素敵だった写真をいくつか載せて、締めたいと思います。

Recinte Modernista de Sant Pau
サグラダファミリアの中にある工房?
3Dプリンターが稼働していた
何枚も撮ったサグラダファミリア
LOEWEの店舗の装飾
Casa Batlló

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