おばちゃん、Web面接を受ける～アラカンの就活その11

事業閉鎖による解雇で再就職活動中のおばちゃん。本日2社目の面接受けた。1社目は即採用となり、2社目の面接を待つ間に、登録していた派遣会社から契約社員の打診もきた。さて、2社目をどうすべきか、おばちゃん急に人気者になって悩ましい(笑)

さて、Web面接なのでジャケットをはおり、メイクをして待つ。背景画像はいつもの白い無難なのでよいかな。

このWeb面接は今朝決まった案件なのだ。受信していたお仕事紹介メールにあった案件に、どうしようかな～とポチっと応募したら、10分もしないうちに電話がかかってきて「面接日程をきめたいのですが」と担当者。何日も待たされる案件が多いのに、どうしたもんだ？採用を焦っているのか？「今日は午後面接がありまして・・・」「では、夕方もしくは夜の時間帯はいかがでしょう？」と。おされぎみのおばちゃんは「では○時以降でしたら・・・」、「では○時でお願いします。のちほどZoomのURL送りますので、それに履歴書と職務経歴書を添付して返信してください。それではよろしくお願いいたします！」

さわやかに切電していった採用担当者さん。。これ10時前の話だから。

どっちかというと、前から決まっていた面接に準備していた一日の始まりだったのだが、似たような案件で時給もよいので、とりあえず応募しておこう、とポチったらこのありさまだ。これこそタイミングだよな。。。と思いながら、1社目の面接の後、会社の事業内容等を調べていく。

今は、契約やパート（アルバイト）という雇用形態を受けているので、満期や定年が気になる。満期前に定年がくると定年で契約終了になる。定年にひっかからなければ、派遣は3年満了だし、契約やパートも最長5年満了が多い。「雇用の定めなし」といえるのは正社員と無期契約だけだが、定年60歳ならば、おばちゃんが正社員に採用されるよりも契約のほうがお得かもしれない。もちろん、同額のお給料で換算した場合だが。

Web面接の時間。Zoomがミュートされていておばちゃんの画像も音声もでない。解除してくれ。おばちゃん側が悪いのか？解除して、ご挨拶をする。当日の面接調整の御礼をして、今までの職歴の話に入る。
採用担当者もベンチャー企業経験者らしく、あの、なんとも言えない多忙感を理解していただけた。

本題の仕事内容は察しがついていた。それを本業にしたことはないが、業務の一環でやったことはある。大変さは知っている。ノルマとまではいかないが、コール業にはありがちな目標達成の話だ。「皆さんでフォローしあって良いチームです」。おばちゃんは、仕事が合う合わないも大事だが、人との合う合わないがけっこうしんどい。合わない人とはスルーしておけばいいこともわかっているが、なにせ小さなベンチャーでひざをつきあわせて仕事してきた感覚と、在宅勤務でひとりで仕事してきた感覚に染まっており、会社に出向いて大勢の中で仕事をする感覚をとり戻すのにもちょっと苦労するだろうな。

定年はないが今後は設定される可能性があることも承知していただきたい、とのこと。いれて5年かな、という感触。研修期間中も減額はなし、というのもありがたい。けっこうキツイのかもな、、、時給がそこそこ良いからな。。。

最後の質問となって、「実はさきほど採用連絡をいただいていて、この面接が入ったため、いったん保留をお願いしています。今回の面接結果によって先方と話をしたいので、勝手言って申し訳ないのですが、合否結果を早目にいただけないでしょうか？」と、おばちゃんは言った。正社員の面接だったら保留期間もある程度長いだろうが、そこは契約・派遣・パートという雇用形態。この面接で「不採用」なら、とっとと内定もらったところに「よろしく！」といくし、この会社様だって、何人採用したいかはきいていないが、いくらでも応募者がいるだろう。おばちゃんのひとりやふたり、これくらいのこと言ってもいいよね？おばちゃんだし(笑)

「わかりました。早急にご連絡するようにいたしますね」と面接官。

終わった～。。。疲れた。けっこう時間かかったな。着替えて晩御飯の準備をしよう。30分もしたころだろうか電話がなる。

「内定のご連絡です。あとでメールをいれますので、明日にでもお返事ください」。え～！！もう決まりなのか？そんなものか？おばちゃんでいいのか？なんか間違ってないか？

「私でいいんでしょうか？」「はい！ぜひ！うちの会社の社風にもあっているように思えたので」

社風。。。殺し文句だよな。これが合わないと毎日がぐるぐる状態のまま仕事することになる。仕事のミスマッチもあるが、会社とのミスマッチもあるやつ。このご時世、最終面接だけ対面で1次2次はWeb面接が増えている。派遣や契約等は、採用が決まって初出社の研修で会社の雰囲気を知るところとなりがちだ。

募集ページで掲載されている写真だけが今知りうるチームの全て。アテの画像入れている会社さん、気を付けて。多くの求職者は応募に躊躇するから。

娘にはLINEで3つから打診あった、とメッセージをいれた。ここで決めるか、正社員や正社員登用のあるパートを探すか、一晩寝て考えてみよう、娘の意見もききながら、と晩御飯の支度の続きをするおばちゃんであった。

☆☆☆☆☆

突然に3つの採用が来ました。正社員ではありませんが。大量募集、一気採用、そこそこ経験者です。

転職サイトもハロワも正社員はまったくひっかかってきません。経理職はハロワでも人気です。もっときちんとやっておけばよかったかも、、と思える職種です。とりあえず簿記の勉強はたらたらとやっていますが。

明日も新規派遣登録の電話面接が待っていますが、在宅案件で初めて応募した会社様なので、今後のことも考えてしっかり売り込もうと思っています。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。