おばちゃん、派遣会社から打診がくる～アラカンの就活その10

コロナによる業績悪化で事業閉鎖となり解雇となったおばちゃんの再就職記録。解雇が決まった時から転職活動しているが、結局失業保険をいただいて生活している。

いくつか面接にこぎつけてきたが、今は俗にいう「大量募集」案件にひっかかるようになってきた。「1人」「若干名」は、これから未来のある若者が決まっていくようだ。

この面接のあとも面接があるのだが、突然スマホに着電があった。なんだろう？とでてみたら、エントリーしていた派遣会社からだった。

「ぜひ、あんからさんにお願いしたいのですが」という言葉をこの派遣会社にエントリーして初めてきいた。そもそもここは派遣時代に、他で正社員登用をめざして相談にいった会社で、その後正社員転職が決まったからほぼ幽霊会員である。そんな人間にも打診がくるなんて！とびっくりした。

案件は時給も良く、そこそこ残業もあって、正社員に転職した頃の年収と同じくらい。派遣ではなく契約扱いで、2年満期とのこと。業務内容はおばちゃんの好きそうなやつ（だからエントリーしてたのだが）。GW明けから開始分にエントリーしていたことと、大量募集案件で、おばちゃんでもひっかかったのであろう。

なにも手持ちがなかったら、「お願いします！」とすぐに返せたが、さっき採用が出たものは有期雇用5年、無期転換あり。もうひとつ今日面接するのは、フルタイムパートで定年無し。さあ、どうする？

どの仕事も検討がついていて、事務職やってきたおばちゃんには、派遣会社の業務は魅力的だが、有期雇用っていうのがネックだ。また再就職活動が待っている。でも、この派遣案件受けて勤務態度が良ければ、次に続くかな？と、書いていても甘めの考えがうかんだ、おばちゃんに喝！
求職はそんな甘くないぞ。満期になった時の年齢を考えろ。また仕事の幅がせばまるぞ。

「家族と相談したいので一旦保留していただくことは可能でしょうか？」
「明日までに連絡いただけますか？」
「承知いたしました」

派遣案件ってこんなスピードなんだ！一枠空いたら、その分を埋めなくてはならないわけで。。。大変な仕事だなあと思ってしまった。

ここにきて人気者になっている(笑)。今日の面接と、明日は新規登録した派遣会社の面接。
派遣に手を出し始めたのは、ハロワの案件の月給で生活できるか不安になってきたからだ。なんでもいいから正社員、とたぐった案件から社会保険料諸々引かれた場合、失業保険のほうが高くなる。給料が低くても、正社員であれば、再就職手当と就業促進定着手当がもらえることに間違いないが、あてにして生活できる期日も限られてくる。60歳定年（まず採用されないが）で、再雇用された時にいくらもらえるのかも不明だし。。。

シニア系のサイトを見てみた。なんか、最初の頃に比べて給与の良い案件が増えているように思う。警備会社の正社員とか、また月給あがった？ってくらいだ。働きたいシニアは増えているのだな。その案件、普通の転職サイトにもあったぞ？というのも見かけた。若者がこないなら、シニア狙いで採用する。あまり高給なのは、なにかあるんじゃないか？と疑ってしまう。

とりあえず、2件手持ちがある。次の面接はどんな感じだろう？デスクトップパソコンにひっかけてある、前職で貸与（支給になった）された、画素数の低いWebカメラの位置調整をしながら、Web面接の時間まで待っているおばちゃんであった。

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忙しく振り回される一日。まだこの日のイベントが控えています。焦っているかもしれません。電卓をはじきながら、生活の不安を考えながら、落ち着いた生活ができることを祈ってお参りしています。

さずがにハロワの郵送対応には手が出せません。落ち着きません。お昼もろくにとっていません。狭い部屋でうろうろしています。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。