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国登録有形文化財で食べられる蕎麦

今回は、そば屋さんの紹介 第4弾です!
福井県南越前町 今庄地区にある、十割そば処「六助」(旧旅籠「若狭屋」内)の紹介をします。

お店の基本情報

十割そば処「六助」
福井県南越前町今庄地区にある、JR今庄駅から徒歩3分。
国登録有形文化財である、「旧旅籠若狭屋」の中で蕎麦を食べることができます。
地元のNPO法人「今庄旅籠宿」の方が運営されているお店です。

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おろしそば

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福井のそば粉をブレンドして打っておられるそうです。
週に2,3回、そば粉を仕入れにいき、挽いて1,2日の粉を使っているそうです。挽いてから一週間たってしまうと、もう使えなくなってしまうそうです。

そば粉を握ってみると、握った跡が付くくらい、そば粉はしっとりしていました。(私が今庄のそばのPRをしていると伝えると、お店の裏の様子や、そば粉を見せてくださいました。)

「製粉技術が上がっているから、つなぎを入れなくても打てるんだよ」と教えてくださいましたが、そば打ちの技術もあるからこそ、このような美味しいそばがあるんだなぁと思います。

とっても風味がよく、麺は程良いかたさで切れにくく、大根おろしの辛さもきいていて、とても美味しかったです!
いくらでも食べられるなぁと感じました…!

旧旅籠 若狭屋

旅籠屋は、一般旅行者を泊めて食事を提供する宿のことです。
北陸随一の難所を背にしており、古くから峠越えの道がすべて集まっていた今庄は、北陸の玄関口として繁栄していました。

初代福井藩主・結城秀康は、北陸道を整備するにあたり、今庄を重要な宿駅として、町並みを整備したそうです。

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幕末の記録では、旅籠屋55軒、茶屋15軒、酒屋15軒などがあって、宿場町として栄えたそうです。若狭屋は、その中でも大きな旅籠屋でした。

現在は、蕎麦屋の運営を行っている地元のNPO法人、「今庄旅籠宿」の方が、若狭屋の方も管理されているそうです。

おいしい蕎麦を食べられるうえに、国登録有形文化財の伝統的な建物にふれることができます!

外出のしにくいこのご時世ですが、感染症対策はしっかり行い、落ち着いた時期にでもぜひ足を運んでみてください・・・!

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

この記事の参考文献
「北国街道 今庄宿 まちめぐりガイドマップ」


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