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No.757 「理論先行型ASD」【エッセイ】

最近、たまに見かける「ASD(自閉症スペクトラム)らしき方」がいます。

その方が、福祉施設のプログラムで、やぶから棒にアメリカの偉人の名前を出し始めたので、驚きました。

想定外でした。(「その偉人さんの氏名・経歴」は、筆者もなんとなく知っています)

直感で、「筆者と同タイプのASD。しかし、社会経験が極端に少ない」と思いました。

筆者も、分類するならば「理論先行型」のASDで、過去にさんざん恥をかいてきました。

ですので、「学んだ知識は、自分からは話さないほうがよい」と経験でわかっています。
(それが、「筆者がどういう人間なのか分かりづらく、他者から親しみづらい」原因でもありました)

筆者は最近、別の勉強会で、メンバーさんから「理論型」だと指摘されました。

確かにその通りです。
筆者は理論を先行して覚える人間です。
改めて自覚しました。

ですので、この「ASDらしき方」への理解もあります。
「同じタイプ」だからです。
理論先行タイプの人も、世の中で必要です。

しかし、今の筆者は地に足がつき始めています。

今まで学んできている苫米地英人博士のコーチングも、「エフィカシーを高める」段階に入りました。
今の筆者に必要なことは、まさにこれです。
苫米地英人博士のコーチングは、ホンモノの理論だと実感しています。
「単なる理論上の理解」ではなくなっています。

このASDらしき方は、「左脳」や「理論の理解力」は筆者より上だと思います。

しかし、どうして自分の人生が上手くいかないのか、分かっていないと思います。
「自分の人生が上手くいっていない」ことすら自覚していないでしょう。

実は、筆者が一番助けたいのは、こういう方なのです。

しかし、説教することはできないです。
理由はいくつかあります。
ひとつ挙げますと、「今の筆者から話しても説得力がない」からです。

苫米地博士のコーチング入門書「立ち読みしなさい!」によると、今の筆者がまず行うことは、上述のように「自分のエフィカシーを高める」ことです。

その後は、「リーダーになる」ことです。

そうすれば、このASDらしき方にも、気づきを与えられると思います。

「7つの習慣」でいうところの「公的成功(第4~第6の習慣)」も、その時になったら理解できると思います。

理論も大切ですが、それを実生活で応用することも大切なのです。

「早めにわかってほしい」です。

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