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なぜか中判デジタル。

各社がミラーレスへ参入したり、新製品をどんどんリリースしている。

さらに注目すべきなのは中判が増えていること。中判とはフィルム時代の表現だけど、デジタルの場合も撮像素子の大きさでそう呼んでいる。大きい分だけ物理的に画質がよくなったフィルムとは違い、デジタルでは画質を決めるのが画素数による部分が大きいから、APSやフルサイズとは解像感と言うよりも「写りの個性」が変わってくる。

一般的な用途としては風景か。CONTAXやPENTAXの645で風景を撮っていたようなおじさまたちが反応するのだろう。その層は割とお金があるんだけどデジタルに丁度いい「はけ口」がなかったからある程度は売れるはず。

今ある中判はPHASEやハッセルHなどの本格的なモノ。これはボディだけで500万円前後だから仕事用じゃないと高価すぎる。

LeicaのSシリーズだけが独特で、従来の一眼レフを大きくしたような姿。PENTAXの67みたいなことか。

ミラーレスのハッセルX1DやフジのGFXがそれに続く。ハッセルのあの薄いデザインフォルムはとてもセンスがよくて何度か衝動買いしそうになったんだけど、レスポンスが悪いのとマウントが増えすぎるという理由で我慢している。ここらへんは150万円コース。

フジの50Rは前のモデルよりは薄くなっているみたいで選択肢が増えるのは歓迎だけど、やはりハッセルと比べるとあのカタチが気に入らない。

Nikon、Canon、PanasonicもフルサイズミラーレスでSONYを追いかけるから、今後の成り行きを注目したい。昨日はNikonのZ7の在庫があるというのであやうく崖から落ちそうになったんだけど、単焦点レンズが揃っていないので財布を出さずに済んだ。危ない危ない。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。