次のカット:写真の部屋
写真を撮り始めた頃は、写っているものの面白さに意識が行くことがあります。それは「被写体依存」で、何か面白いモノを見つけないと撮れないとか、そのために特殊な状況を探しに行こう、流行のお店でパフェを頼もうという、インスタグラム的な本末転倒を生みます。
取材か報道でもない限りどんな場所でもすべての出来事を同じような目でみつめ、自分の立っている場所を揺るがないようにしなければ視点がブレます。何かのイベントに出かけて行って撮っている人は「そこで起きていることの記録」にとどまることが多