見出し画像

こうしたらいいんじゃない:写真の部屋

写真を撮影するときは100%、自分が考えたように撮ります。アートディレクターがいる仕事の場合はイメージをカタチにするんですけど、そうでない仕事は、誰かから「こうしたら」と言われるのが苦手です。

アートディレクターは自分の責任において仕上がりが見えている人なので、指摘することに(ほぼ)間違いがないんですが、そうでない人の意見は採用するに値しないことが多いものです。なぜなら、そこで正しいことが言えるくらいならカメラマンになっているはずだからです。

画像1

あるとき、隣のスタジオで顔見知りの編集者が撮影をしていました。挨拶をしにいくと、撮られているモデルも俺の知り合いでした。その日の夜、モデルからメッセージが来ました。

ここから先は

664字

写真の部屋

¥500 / 月

人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。