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1日50回交尾する動物

動物の交尾にはとてもエネルギーがいるということを前回の【賢者タイムがある理由】で書きました。

今回はそんなエネルギーのいる交尾を1日に50回もする動物を紹介します!

■交尾はリスク

【動物の交尾の共通点】

動物は交尾をして子孫を残します。

何歳から交尾をするのか、どういったタイミングでするのかなど動物によって様々ですが、共通する部分もあります。

それは回数

人間をはじめ動物は1日に大体3回以内です。

なぜなら交尾はしんどいし、危ないから。

安心安全の少ない自然界の動物は、交尾にそんなに体力を使ってられないし、交尾中に襲われる危険もあります。

他の感覚を遮断してパートナーの体に全神経を注ぎ、背後でヨダレをたらすコモドオオトカゲに気づかなかったり、もう終わったからと彼女をつっぱね体を洗おうと向かう水辺でイリエワニが待ち構えていたり、自然界での交尾はリスクに溢れている

そんなリスクのある交尾を1日に50回もするのはどんな動物なんでしょうか。


■1日に50回交わる動物とは

交尾は、たくさんのエネルギーを使うし、他の動物に襲われる危険もあります。


そんなリスクを背負ってまで50回もする動物は


ライオン


ライオンは発情期になると、
15〜30分に1度、それを一日中…


それが1週間続きます。

数にすると週300回を超えるといいます。


金〇2個で足りるんでしょうか。


■こんなにも交尾をする理由

ライオンがここまで交尾を楽しめるのには、いくつか理由があります。

1つ目は、天敵がいないから

天敵に襲われる心配がなく、交尾へ存分にエネルギーを注げます。

2つ目は、エネルギーがありあまっているから

1日の活動時間は食事を含めても3時間にも満たなく、20時間以上をごろごろして過ごしているライオン。

草食動物のように外敵も少なく、カロリーの低い食べ物をずっと食べなくていいので、だらだらしていられます。

またオスに至っては狩りもメスに任せっきり。

そのくせオスは、メスが獲ってきた獲物を1番に食べます。オスは外敵が来た時は動きますが、百獣の王だけあって、そんなことはほとんどないです。

することなかったら交尾でもしようとなるんでしょうか。

ライオンの発情期
=同棲1年目のやることない休日?

■1度の交尾にかける時間

ライオンの交尾、数で見ればタフですが、1回でみると全然タフじゃないんです。

1回の交尾にかける時間は、


20秒前後

カップラーメン待ってる間に、6

■メスのやばい発情の理由

1週間交尾し続ける、いつもだらだらしてるライオンにとってこれはとてもハードなことらしく、この期間中は獲物を獲るエネルギーさえ使わず、食事もほどほど。

天敵無しのライオンでも、その期間を狙って、群れを乗っ取ろうと他のオスライオンが襲ってくることはあります。

弱みにつけこみ見事に群れを乗っ取ったオスライオンは、自分の子孫を残すため、その群れの子どもライオンをすべて殺します。

(個体差があり一緒に育てるやさしいオスもいるらしいです。)

そして群れのメスライオンは自分の子どもを殺されると、


発情


メスもなかなかの玉です。

■同性との交尾の方が濃厚

これだけありあまってるライオン。

なんとオス同士でも。ライオンはオスの8%が同性とでも◯


オス同士でいちゃつくライオン↓
しっかり入ってるので見たくない方は、気をつけてください!



■まとめ

1日に50回も交尾をする動物はライオンでした。発情期になると、毎日このペース。

ライオンがここまで、数をこなすのは、
天敵がいなく、またエネルギーがありあまっているから。

オスライオンの対象はメスだけでなくオスも。

ライオンに限らず動物の間では性の多様性が認められています。今確認されているものでも1500種以上の動物の両性愛が育まれています。

だからどうってわけじゃないですが、僕たち人間も自分が生きたいように逝きたいですよね。

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クジラ所長@どうぶつ雑学たまに心理学
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