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ねがい

雨が深々と降っている。
止みそうにはない。
風が少し肌寒く感じる。

いつものように物思いにふける、
ふっと少し昔の歌になるが、
B'zの曲で『ねがい』を思い出した。
https://www.google.com/search?q=bz%20%E3%81%AD%E3%81%8C%E3%81%84%20%E6%AD%8C%E8%A9%9E

願いよかなえ、いつの日か

私の今のねがいはなんだろ?

妻子に逢いたい。
たったこれだけだ。
贅沢な願いなのだろうか。

願いよかなえ、いつの日か
そうなるように生きてゆけ
サビのフレーズだ。

生きていなければならない。
今の私にとってはかなり重たい言葉だ。
容易なことではない。
希死念慮に取り憑かれた心体はボロボロなのだ。
今日も朝起きたら病院のベッドの上で沈んでしまっていた。
それでも生への執着心がある。
そこから這い上がるまで午前中を使ってしまう。

妻からのSNSで子ども達の幸せを考えてと来た。
さっさと病院に病人を捨て去り、実家に逃げた人の言葉だ響かない軽過ぎる。
子ども達の近況はほぼわからない。
ただ2番目の子どもとはオンライン上のゲームの中で僅かに繋がっている。
相変わらず、学校から帰宅後は放置されゲームばかりやっているようだ。
サッカーはきっとしていないだろう。
ボールを触ることすらしていないと思う。
所詮は球遊びとしか妻も養父も思ってはいないはずだし。
本人もいま楽で楽しい方に流れていく。

サッカーをさせていた理由はいくつかあるがやはり人はひとりでは出来る事が限られてしまう。
仲間の大切さを知って欲しかったから、それがたまたまサッカーだっただけだ。
1人だけでない、3人の子ども達に私はそれぞれに色々なところからアプローチをし考えた。
今はそれも虚しいものになった。

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