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【学校】定時に帰る教師がしないこと②【仕事術】

こんにちは、渡部です。
記事に興味をもっていただき、ありがとうございます。

今回のテーマ

前回に引き続き、教師の仕事術についてお話します。
ブラックと呼ばれる学校、その環境でのサバイバル術を紹介していきたいと思います。

前回のおさらい

イレギュラーなタスクを除いて、忙しい4月を乗り越えた5月から3月は残業0で勤務したいです。
そこで前回はデットラインを意識すること所見作成を始業式からスタートすることを紹介しました。

「デットライン?」「始業式から所見?」と思われたそこのあなた!
前回の記事を載せておきます。ぜひご覧ください!

今回紹介する残業0の仕事術

今回ご紹介するのは以下の2つです。

①机上は心を表す

②紙は敵である

この表現で内容が予想できた方は、そっとこのページを閉じてください。笑
この後、1つずつ詳しく説明しています。

①机上は心を表す


1年間で8時間

突然ですが、職員室の先生方の机はきれいですか?
仕事を早く進める上で、机上の整理はとても重要だと思います。
なぜなら、机上が汚いと仕事の効率が落ちるからです。
例えば、机上に書類が散乱していると、必要な物を探し出すのに時間がかかります。
必要な書類を見つけるのに毎回30秒かかっていたとします。
1日で4回あれば、2分間の時間ロスです。

1週間(5日)で、10分

1ヶ月で、40分

1年間で、480分となります。

つまり、年間約8時間になります。
探し物を見つけるためだけに、8時間を失っているのです。
読書や筋トレなどの自己投資に回せる時間を増やすためにも、この探し物の時間を減らしたいです。
そのために1番手っ取り早いのは、机上の整理です。

「机を常にきれいにしておこう」

と意識すると良いことがたくさんあります。
きれいな状態の机上に回覧文書が置いてあると目立ちます。
そうすると、授業が終わって職員室に戻ったときに、

「今チェックして次の先生に回そう」

と考えることができるのです。
終わった行事の実施計画などもすぐに処理する癖もつきます。
擬似潔癖症になれます。

また、「この書類ある?」と言われたときに、整理された机上であればすぐに見つけられます。
私が前に勤めた学校で、回覧がいつも止まってしまう先生がいました。
その先生の机は物が多くすぐに書類が出ない状態でした。
これだと伝達事項がうまく共有できず、他の先生にも迷惑がかかります。
回覧文書がなかなかもどらずにイライラしたことがある先生はいませんか?
机上をきれいにすることは、同僚の先生とのより良い人間関係にもつながります。

②紙は敵である

②は①に関連しています。
ペーパーレスが叫ばれて久しいですが、まだ学校の書類文化は残っています。
書類は、物としてスペースをとります。

「机の引き出しに分厚いファイルがたくさん」

これは学校ではよく見られる光景ではないでしょうか。

書類文化が根強い学校では、その神々、いや紙々を処理するのに時間がかかります。
年度末に書類をシュレッダーにかけると時間がかかります。
そして、多くの先生が同じように行動するので、シュレッダー渋滞が起きることも少なくありません。

対策はスキャン・写真

そんな中で、個人でできる対策としてはスキャンです。
PDFファイルにして、データ化しましょう。
そして、不必要な書類はシュレッダーは週に1回程度処分しましょう。
こうすれば、書類がたまりません。
さらにいつでもその書類の内容を確認できます。

私は学校に準備されているタブレットや自分のiPadに書類のデータを保管しています。
例えば、運動会の実施計画や月の行事予定などです。
注意点としては、生徒の個人情報などのマル秘の内容が記載された重要書類はスキャンしないことです。
コンピュータは便利ですが、情報漏洩の危険性も理解した上でスキャンしましょう。

オススメのアプリはこちら

Office Lens

Windowsのタブレット・iPad両方で使用できるものです。
写真のように書類を撮影すると、それをPDFファイルにして保存できます。

また、学校に複合機がある場合は、スキャン機能があると思います。
それを使えば、1度にまとめてスキャンできるというメリットがあります。

サーバーにデータがあればスキャンすら不要

ここまで書類のデータ化について話してきました。
しかし、大前提として学校のローカルサーバーにデータが保管されていれば、最初に紙に印刷することすら不要なのです。
誰にでもデータ検索可能なかたちで校内サーバーを整理することも、実はとても重要です!

何はともあれ、自助努力でできる定時退勤の第一歩目として、机の周りを1度メンテナンスするのはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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