見出し画像

学歴主義の家族に育って。溢れてきた想い。

私は常に孤独だと感じる。
幼稚園の頃から自分は人と違うな、と感じて育った。
カウンセラーに言われた一言を忘れない。
「🍙さんほど知能の高くて感受性豊かな人を私は見たことがありません。このような人は稀です。一人で生きていく、ことをある程度覚悟すべきでしょう」

誰だって私を助けてくれなかった。
学歴しか気にしない家族、不登校なんて有り得ない、娘じゃない。精神病なんてバカなこと言うな、と私をまるで空気のように扱った父と母。

私は両親のことが大好きだったのに、いくら頑張っても満足してもらえない。コンクールの結果発表を一人で聞く私。食卓の上に放置されるトロフィー、見向きもされない賞状。

「なんで音楽辞めちゃったの?」
「音大退学だなんて、これからどうするの?」
おじいちゃん、おばあちゃんを私の決断1つで悲しませてしまう。家族が一丸となって私の活躍を願っていた。

私が音楽を辞めた途端、🍙の演奏はいやぁ上手だったね。だなんて。
そんな賛辞必要ない。私が今一番求めているのは、私が経験したことをありのままに受け止めてくれること。そんな存在。


行ってきますも言わずに出てきた日本。
4ヶ月間私を無視する父親。

そんな中難しい授業に耐える私。


世の中のみんな私の目には楽しそうに映る。
なんで私は、あの中の一人になれないんだろう。
こんな普通、から逸れた道を一人で進んでいるんだろう。

私は人のことを未だ信じられない。
期待するだけ自分が傷つく。だから、疑い深くいることで自分を守っている。

強がって振舞ってしまうけれど、本音を口にした途端涙が溢れそうで、その涙は延々と止まらないだろうと思うから。弱い自分は隠して、こうなりたいなって自分を表に出している。なるたけ悲しくなりたくない。



嫌なものは嫌とハッキリ言おう。
その言葉で自分は作られていくのだから。自分に嘘つく必要なんてない。

私は自分の両親が嫌いだ。
実家に帰りたくない。
でも、もし私のことを理解して話しかけてくれる日が来るのなら、これほど嬉しいことは無い。

普通になりたかった。
でも、努力して自分を失うのは終わりにしよう。
自分は自分、こんな弱い自分を好いてくれる友人はいるのだから。


家族と子供は違う、クヨクヨそこにしがみつくなと何度言われただろう。
音楽一家に生まれたことで、幼い頃から家族との二人三脚。
わたしの人生は家族と結びつきすぎていた。そう簡単にハイ、忘れようとして忘れられるものではない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?