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進化と退化

ある日仕事中にゴルフに誘われた。他の部署の重役からだった。 私だけでなく、私の周りの先輩数人が誘われた。先輩達は重役から日程聞いた後すぐにスマホを開いて予定を確認し「行けますよ」と即答した。 「君はどう?」と会話の矛先が私に向く。「予定はないですが…」と曖昧な返事をしてしまった。今考えれば、その日は旅行に行く予定など明確で自信たっぷりの嘘を言えば、断るのも簡単だっただろう。体が空いているなら若手の私に拒否権などあって無いようなものだ。そういう訳で人生で初めてのゴルフに行く

    • 半沢直樹ではなくシンデレラのように生きる

      私は超音波を見る度にまるで人生のようだと思います。 上がったり下がったりを繰り返す様は楽しい時期と苦しい時期を繰り返す人生に似ていませんか? こんなに綺麗に時期が巡る訳ではありませんが。 私は決してネガティブな人間ではありませんが、高校生の時期は周りの皆が羨ましく思えて仕方がなかった時期がありました。恵まれた生活ではなかったですし、頑張った結果が裏目に出てしまう思い出が多かったです。 どうしたらもう少し明るい性格になれるかを考え続けていたある日、この記事の1番最初にも言

      • 珍味道中

        「もの食う人びと」という本をご存知でしょうか? 1994年に発刊された名著です。作者が1年以上も時間をかけ、世界で人がどんな風に飯を食っているのか、あるいは喰ていないのかを確かめる事を目的としたノンフィクションです。 食だけでなく食を通した文化やその土地の問題にも言及されている事が特徴です。 僕はこの本を読んでいる最中、無意識に大学生活の食を振り返っていました。恥ずかしながら一人暮らしで自炊も面倒に感じており、かつ食も細い為大学後半からは1日1食が基本となっていました。 さ

        • 茨木探検「総持寺と茨木神社」

          8月の終わり頃、市役所の前を自転車で通った時ふと来年自分はこの町にはいないんだ、と気が付いた。 私は今大学4回生。次の3月に卒業し4月から新しい場所で生活する事になる。(配属先はまだ分からないが…) 私は大阪の茨木という町で下宿している。しかしながら「茨木って何がある町?」「どんな町?」と聞かれても恐らく答える事が出来ない。何故なら4年間この町で訪れたのは大学とイオンと近くのスーパー、アルバイト先位だからだ。 4年間も過ごした町の魅力も知らないまま離れるのは勿体無いじゃ

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        • 歌詞学
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        記事

          歌詞学①〜失恋〜

          趣味は?と問われ「音楽を聞く事」と答える方は結構多いのではないでしょうか。 僕も音楽を聞くのが好きなのです。きっかけはここでは省きますが、高校生の時に遭遇したある事件をきっかけに歌詞に注目して音楽を楽しむようになりました。 音楽など何もやってない僕が歌詞「学」など失礼極まりないのは重々承知ですが、皆様が音楽を聞くときの新しい視点(聞くのに視点はおかしいですが)になればと思い、いくつかmy favorite songsをここに記したいと考えております。 今回は失恋ソングを

          歌詞学①〜失恋〜

          和歌山免許合宿

          私の父は熱心な自動車愛好家です。実家のガレージには一家に2台しかない車に対し2,30個のタイヤが積まれ、何に使うか分からない部品が専門店のように並べられています。そして時間があればそこでずっと車をイジっているのです。 趣味を持つ事自体は素晴らしい事ですが、それを押し付けるのは良くないですよね。父は当時5,6歳の僕と弟に車のタイヤの交換を無理矢理手伝わせていました。「嫌だ」と言ったり不機嫌そうな顔を見せたら怒号と鉄拳が飛んでくるので僕たち兄弟はさも喜んだフリをしながらタイヤ交

          和歌山免許合宿

          理想の大学生活

          どうもみなさん初めまして。私は現在大学4回生の学生です。 突然ではありますが前々から興味のあったNOTEを始めてみようと思っております。 「役に立つ事」 「ふっと笑えるもの」 上記の2つのテーマで様々な事を書いていきたいと考えてます。お手隙の際に目を通して頂けたら非常に嬉しい。 記念すべき最初のテーマですが私が大学生になる前の「理想の大学生活」について少しお話しようと思います。 私は中学、高校とあまり青春を謳歌する事ができなかった過去があり、学生の最後の砦である大

          理想の大学生活