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歌詞学①〜失恋〜

趣味は?と問われ「音楽を聞く事」と答える方は結構多いのではないでしょうか。

僕も音楽を聞くのが好きなのです。きっかけはここでは省きますが、高校生の時に遭遇したある事件をきっかけに歌詞に注目して音楽を楽しむようになりました。

音楽など何もやってない僕が歌詞「学」など失礼極まりないのは重々承知ですが、皆様が音楽を聞くときの新しい視点(聞くのに視点はおかしいですが)になればと思い、いくつかmy favorite songsをここに記したいと考えております。

今回は失恋ソングを集めていますが、失恋と一言で言ってもたくさんの形があるんです。

今回は「失恋した」という事実を作詞者の方がどのように表現したかに注目していきましょう!

「もう恋なんてしない」作詞作曲:槇原敬之

<<君がいないと 何も できないわけじゃないと
やかんを火にかけたけど 紅茶のありかがわからない
ほら朝食も作れたもんね だけどあまりおいしくない
君が作ったのなら文句も 思いきり言えたのに

一緒にいるときはきゅうくつに思えるけど
やっと自由を手に入れた
ぼくはもっと淋しくなった

さよならと言った君の
気持ちはわからないけど
いつもよりながめがいい
左に少し とまどってるよ
もし君に一つだけ 強がりを言えるのなら
もう恋なんてしないなんて 言わないよ絶対


本当に 本当に 君が大好きだったから
もう恋なんてしないなんて 言わないよ絶対>>
   *一部抜粋

マッキーの名曲「もう恋なんてしない」 知らない人の方が多いのではないでしょうか?

この歌で失恋を直接言い換えているのは<いつもよりながめがいい左に少し戸惑ってるよ>の部分ですね。  もう天才ですよね笑

さらにAメロで二人は同棲していて、彼女が家事やら何やらをおそらく大半やっており、歌の主人公(男性)は彼女に頼りすぎていた事、サビ前では彼女から一方的に振られたのではなく、主人公側も<きゅうくつ>に思っており、二人で納得して進んだ結果かな?とリスナーは予想できます。

僕がこの歌で感銘を受けたポイントにタイトルにもなっている通り主人公は恋人を失い、戸惑いや後悔を感じています。しかし、

悲しみ<彼女への愛、感謝

この不等式が成り立っていると歌詞を読んで感じました。


「最後の雨」 作詞:夏目純 作曲:都志見隆 唄:中西保志

<<さよなら呟く君が僕の傘 残して 駆け出してゆく
哀しみ降り出す街中が 銀色に煙って
君だけ 消せない

最後の雨に 濡れないように
追い掛けて ただ抱き寄せ 瞳閉じた

本気で忘れるくらいなら
泣けるほど愛したりしない
誰かに 盗られるくらいなら
強く抱いて 君を壊したい>> 
    *一番のみ

この歌では<<さよなら呟く君が〜>>の部分で振られたシーンの描写がスタートになっています。

しかし<<誰かに盗られるくらいなら 強く抱いて君を壊したい>>ここが主人公の失恋の気持ちになってますね。 僕がこのセリフ言ったら通報されてしまいそうだ。

一曲目に紹介した「もう恋なんてしない」と違い、失恋を受け入れ感謝ではなく「別れないで!!お願い!」みたいな気持ちなのかな〜と聞いていて思いました。

最初の<<悲しみ降り出す街中が〜>>の所は、振られたショックで気が動転+実際に降り出した雨を表現したのかな。。。と思っていますが、この雨はどれくらいの強さで降ってるんですかね? 銀色に煙る位なのでかなり強めの雨なのかと想像してみたり…笑

まだ紹介したい歌はたくさんあるんですが、書きすぎて疲れたので一旦ここまで。

ちなみに今日は私が世界一大好きなロックバンドthe pillows結成31周年!!

今から一人でケーキ食べます。では

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