今日も今日とて柔術は楽しい。練習後の補強をいろいろやっています。ハードにやりすぎると継続できないし疲労が残るので、ちょうどいい塩梅を試行錯誤中です。
今日はハーフガード(以下:ハーフ)の記事の第2弾。ハーフガードの分類です
前回はこちら。ハーフは加入必須の保険という話。
結論 ハーフのフォルダ分け
それぞれのハーフに合った技を出す
今回の記事は、この章だけ読んでもらえたら十分です(もちろん全部読んでほしいですが)。
ハーフには種類があって、それぞれのハーフ用の技があります。それらを整理して適切なタイミングで使わないとハーフの技はかかりません。それはトップのパスでも同様です。そのためにはまずハーフの種類を整理して把握しておくことが重要です。
例えば、ニーシールドやハーフバタフライで有効なオーバーフックを普通の四の字ハーフでやっても潰されて終わりです。
トップなら膝の抜けてないハーフでクロスニーはできません。まずは膝を抜く動き(ロングステップやスネ使うヤツ)をするべきです。
柔術は、正しいタイミング(シチュエーション)で技をかけないと決まりません。ハーフはその「タイミング」を間違えることが多いです(フォルダ分けができていない)。おおざっぱに「同じハーフだから使えるだろ」と思っても使えないのです。
ハーフの攻防が上手くいかない人はその技が本当にそのハーフ用の技なのかを確認しましょう。ハーフだからと技を全部一緒にすると使えません。
次の章から、脳内フォルダの整理のためハーフを分類して整理します。
脳内柔術フォルダのモデルはハーフ以外でも活用できて便利です。特に指導者の方はだいたい脳内でやっていると思います。
ハーフの種類
ハーフガードとは、下の人が上の人の足を挟んでいる形(上の人が下の人の足をまたいでる形)をいいます。「〇〇ハーフ」という名前はたくさんあります。距離や組手や形で分類していきます。
距離による分類
ちなみにシングルレッグハーフは木部先生の教則が最高です。ぜひ。
組手の分類
絶対の正解という組手はないですが、ハーフの種類によって使い分けが必要です。
各ハーフの組手のポイント(長いし文だと分かりづらいので飛ばしてOK)
特殊な形のハーフ
距離によるハーフの分類とは別に、変わった形のハーフもあります。以下簡単にまとめ
各ハーフのポイント(長いし文だと分かりづらいので飛ばしてOK)
まとめ
最初の結論と重複しますが、ハーフの技はどの種類のハーフ用の技なのかを把握することが大事です。それぞれのハーフに適切な技を出しましょう。もしくは得意のハーフの形に持っていきましょう。また、ボトムでハーフをやらない人でもトップのパスでこの分類ができていると便利です。
よいハーフガードライフを!黙ってハーフガードやってろ!
2023/11/10 アンディ