高橋昌久

創作執筆・翻訳執筆に従事 記事は日々思っていること、そしてゲームの紹介

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記事一覧

ゲーム感想記#61 ファミコンワールドチャンピオンシップス

 『ファミコン世界大会』は多数のファミコンゲームで指定された課題をクリアしていくゲームである。オンライン対戦に対応しており、そこで最大八人とクリアの腕前を競い合…

高橋昌久
11日前
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ゲーム感想記#60 Fit Boxing feat.初音ミク

 『Fit Boxing feat.初音ミク』は『Fit Boxing』シリーズとーーの初音ミクとコラボした作品である。『Fit Boxing』シリーズは『初代』→『2』→『北斗の拳』→『初音ミク…

高橋昌久
13日前
3

ゲーム感想記#59 スーパードンキーコング 1〜3

 『スーパードンキーコング』シリーズは『マリオ』シリーズと同じ、スーパーファミコンのアクションゲームである。ファミコン『ドンキーコング』の続編に位置付けられるが…

高橋昌久
2週間前
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“ゲーマーとしての”自己紹介+ゲーム感想の方針

自分のnoteアカウント名は「高橋昌久」で、これは本名である。普段は翻訳活動に従事していて、検索すれば訳してきた作品が出てくるが、他方でゲーム好きでもある。最近にな…

高橋昌久
1か月前
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ゲーム感想記#58 ユニコーンオーバーロード

『ユニコーンオーバーロード』は『十三機兵防衛圏』や『グリムグリモア』を開発したバニラウェアによるソフトである。今作も『十三機兵防衛圏』と同じくRTS(リアルタイム…

高橋昌久
1か月前
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ゲーム感想記#57 世界樹の迷宮

『世界樹の迷宮』は「不思議なダンジョン」シリーズの系譜を継ぐ作品、ダンジョンに入りそこをひたすら降りていき奥にいるボスを倒すゲームである。しかし「不思議なダンジ…

高橋昌久
1か月前
5

ゲーム感想記#56 メトロイドプライム

『メトロイドプライム』はそれまでのメトロイドシリーズが初めて3D化されたゲームである。根本的なシステム面は今までのシリーズうまく継承しつつ、3D化ならではの新要素を…

高橋昌久
1か月前
3

ゲーム感想記#55 ファイナルファンタジーⅩⅡ

 国民的シリーズ『ファイナルファンタジー』の十二作目はそれまで比べて、ストーリー面としてもシステム面としても大きく作風が変化した。総合的に見れば誰しもが名作と認…

高橋昌久
1か月前
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ゲーム感想記#54 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』は2011年にWiiにて発売されたゼルダシリーズである。そしてその大体十年後、Switchにて本作のリマスターが発売された。  本作の大…

高橋昌久
1か月前
5

ゲーム感想記#53 ファイアーエムブレム無双 風花雪月

人気SLGゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズの名作『風花雪月』が無双ゲームに。 当然ながら登場する人物は全員『風花雪月』のキャラ。前作『ファイアーエムブレム無双…

高橋昌久
1か月前
6

ゲーム感想記#52 ファイアーエムブレム 風花雪月

『ファイアーエムブレム 風花雪月』はWiiの『暁の女神』以来の据え置き用のシリーズ作品である。一時期シリーズは下降気味にあったが『覚醒』の売れ行きが見込み以上に良…

高橋昌久
2か月前
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Nintendo Direct 2024.6.18

2024年6月18日23時に、ニンテンドーダイレクトが配信された。自分用のメモの意味合いも含めて、気になったソフトを紹介したい マリオルイージRPGシリーズが復活して新作と…

高橋昌久
2か月前
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ゲーム感想記#51 ペーパーマリオRPG

『ペーパーマリオRPG』はゲームキューブで発売されたマリオのRPGシリーズ。『マリオRPG』『マリオストーリー』に続いた三作目である。ゴロツキタウンを本拠地とした上で各…

高橋昌久
2か月前
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ゲーム感想記㊿ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

任天堂のキャラが集結するオールスターゲーム『スマッシュブラザーズ』シリーズのSwitch版『スマッシュブラザーズSP』は「全員参戦」と銘打って発売された。  「全員参戦…

高橋昌久
2か月前
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ガンダムSEED FREEDOM

先日『ガンダムSEED』の劇場版『ガンダムSEED FREEDOM』が配信された。劇場での評価は高かったので、早速見てみることとした。そして結論を言うとすれば 同窓会 の作品と…

高橋昌久
2か月前
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ゲーム感想記㊾ スーパーマリオメーカー2

『スーパーマリオメーカー』は2015年にWiiUで発売されたゲーム。 これは(2D)マリオのコースを自分で作る、そしてネットを介して他人の作ったコースを遊ぶ、というもの。…

高橋昌久
2か月前
2

ゲーム感想記#61 ファミコンワールドチャンピオンシップス

 『ファミコン世界大会』は多数のファミコンゲームで指定された課題をクリアしていくゲームである。オンライン対戦に対応しており、そこで最大八人とクリアの腕前を競い合うことができる。昔あったファミコンの大会をモチーフとしたものらしい(詳しくは知らないが)。 登場するゲームとしてはファミコンの任天堂製のソフトが一通り揃っている感じである。『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説』『メトロイド』『星のカービィ 夢の泉の物語』といった定番や『エキサイトバイク』『バルーンファイト』とい

ゲーム感想記#60 Fit Boxing feat.初音ミク

 『Fit Boxing feat.初音ミク』は『Fit Boxing』シリーズとーーの初音ミクとコラボした作品である。『Fit Boxing』シリーズは『初代』→『2』→『北斗の拳』→『初音ミク』と続いており、本作が四作目となる。  単刀直入に私の感想を言うなら、マンネリである。私は『Fit Boxing』シリーズは『2』からやっているがプレイ感覚はほぼ変わらない。『北斗の拳』も『2』から変わらないが、本作もその『北斗の拳』からほぼ変わっていない。もちろん運動アクションは

ゲーム感想記#59 スーパードンキーコング 1〜3

 『スーパードンキーコング』シリーズは『マリオ』シリーズと同じ、スーパーファミコンのアクションゲームである。ファミコン『ドンキーコング』の続編に位置付けられるが、ゲームとしてはほとんど別物になっている。    全三作ある『スーパードンキーコング』は一言で言えば、マリオをーもっと本格化させたアクションゲーム。アクション初心者にも枠を広げていたマリオよりも、もっとガチのやや玄人向けのアクションで、時には理不尽に死んでしまうことも多々ある。そういう理不尽な死を何回も経験しながらステ

固定された記事

“ゲーマーとしての”自己紹介+ゲーム感想の方針

自分のnoteアカウント名は「高橋昌久」で、これは本名である。普段は翻訳活動に従事していて、検索すれば訳してきた作品が出てくるが、他方でゲーム好きでもある。最近になってこのnoteがだんだん自分のゲーム体験記になってきたので、“ゲーマーとしての“自分を紹介したいと思う。 自分が一番ハマったゲームは小学校三年生あたりの『ファイナルファンタジーⅢ』だった。多様なジョブは(当時から見れば)広大なフィールや海を駆け巡るのは楽しく、自分の大好きなゲームだった。それ以降は特にSquar

ゲーム感想記#58 ユニコーンオーバーロード

『ユニコーンオーバーロード』は『十三機兵防衛圏』や『グリムグリモア』を開発したバニラウェアによるソフトである。今作も『十三機兵防衛圏』と同じくRTS(リアルタイムシュミレーション)のジャンルである。  『十三機兵』ではロボットが主軸のSF的な世界観であったのに対して、本作は騎士や魔法使いといった『ファイナルファンタジー』のような王道ファンタジー的な世界観になっている。またストーリーも結構シンプルである(少なくとも難しいこと極まりない『十三機兵』よりは)ので、かなりとっつきや

ゲーム感想記#57 世界樹の迷宮

『世界樹の迷宮』は「不思議なダンジョン」シリーズの系譜を継ぐ作品、ダンジョンに入りそこをひたすら降りていき奥にいるボスを倒すゲームである。しかし「不思議なダンジョン」をベースにしつつ、本作独特なものが色々と加えられて、オリジナリティのある作品となっている。『世界樹の迷宮』もシリーズ化し、かなりの後続の作品が出た。 本作の最大の特徴は地図を自分で描くという点にある。本作は元々DSで発売されたもので、そのタッチペンシステムを駆使すると言うことで導入されたシステムだろう。ダンジョ

ゲーム感想記#56 メトロイドプライム

『メトロイドプライム』はそれまでのメトロイドシリーズが初めて3D化されたゲームである。根本的なシステム面は今までのシリーズうまく継承しつつ、3D化ならではの新要素をうまく取り込み、絶大な人気を誇る。  さて、本作のゲームに対する私の感想は 完璧なゲーム、だが二度とプレイしたくない になる。 ゲームとしては完璧である。マップ構成、アクション、ボリューム、新要素 、問題点のなさ、あらゆる点で付け入る隙がない。難易度も高いが、理不尽を超えないギリギリのラインを攻めていて、実に絶

ゲーム感想記#55 ファイナルファンタジーⅩⅡ

 国民的シリーズ『ファイナルファンタジー』の十二作目はそれまで比べて、ストーリー面としてもシステム面としても大きく作風が変化した。総合的に見れば誰しもが名作と認めるようなゲームではなく、やり込めばやり込むほど味わいがわかるスルメのようなゲームである。とはいえ大作としての作り込みであるのは間違いない。  システム面では前作のオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXI』をおフランにした感じである。言うなればオフライン版オンラインファイナルファンタジーといったところ。まず「たた

ゲーム感想記#54 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』は2011年にWiiにて発売されたゼルダシリーズである。そしてその大体十年後、Switchにて本作のリマスターが発売された。  本作の大きな肝としてジョイコンを実際に使って剣を振ったり盾を構えたりすることができるという点がある。ただSwitch版になるとボタン操作も可能になり、携帯で外でプレイすることが多い私はボタン操作が専らだった。なので、ジョイコン操作についてはここでは触れないこととする。 私は『ゼルダの伝説』シリーズの大ファンであ

ゲーム感想記#53 ファイアーエムブレム無双 風花雪月

人気SLGゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズの名作『風花雪月』が無双ゲームに。 当然ながら登場する人物は全員『風花雪月』のキャラ。前作『ファイアーエムブレム無双』ではシリーズ全体の無双ゲームとしての位置付けながら『覚醒』『if』にあまりにも偏り過ぎた参戦キャラやが問題視されたが、本作は単品の無双ゲームなのでその心配は皆無。むしろ『ゼルダの伝説無双 厄災の黙示録』のように極限まで参戦元のキャラを出そうと努力している。  『風花雪月』と同じく、本作は三人のクラスリーダーから

ゲーム感想記#52 ファイアーエムブレム 風花雪月

『ファイアーエムブレム 風花雪月』はWiiの『暁の女神』以来の据え置き用のシリーズ作品である。一時期シリーズは下降気味にあったが『覚醒』の売れ行きが見込み以上に良かったらしく、その後『if』と『echoes』(二作目「外伝」のリメイク)と続き、本作が発売されるに至った。また、これらの作品の合間にソーシャルゲーム『heroes』が配信され、相当な売れ行きを伸ばすにいたった。  本作は今までのシリーズからかなり抜本的な変革を試みている。まず主人公は男女選ぶが固定、そこから三人

Nintendo Direct 2024.6.18

2024年6月18日23時に、ニンテンドーダイレクトが配信された。自分用のメモの意味合いも含めて、気になったソフトを紹介したい マリオルイージRPGシリーズが復活して新作として発売。このシリーズは『3』だけをプレイしたがなかなか面白かった。これもプレイしたいのもやまやまだが、最近『ペーパーマリオRPG』をクリアしたばかりでマリオのRPGは当分いいかなという感じなので、購入することはあっても今年は多分プレイしない。 FFシリーズの生みの親が制作したゲーム。面白そうだが実際発

ゲーム感想記#51 ペーパーマリオRPG

『ペーパーマリオRPG』はゲームキューブで発売されたマリオのRPGシリーズ。『マリオRPG』『マリオストーリー』に続いた三作目である。ゴロツキタウンを本拠地とした上で各地にあるスターストーンを七つ集めていくというのが大まかなストーリー。 「ペーパーマリオ」とあるように、本作では特に「紙」を意識した部分が強い。マリオが紙飛行機に返信したり、薄い紙になって壁を潜り抜けたり、丸まったりと、「紙」の要素が強く出ている。この「紙」の要素は以降のマリオRPGシリーズにおいても引き継がれ

ゲーム感想記㊿ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

任天堂のキャラが集結するオールスターゲーム『スマッシュブラザーズ』シリーズのSwitch版『スマッシュブラザーズSP』は「全員参戦」と銘打って発売された。  「全員参戦」通り、今まで登場してきたキャラは全て参戦し(トゥーンリンクと子供リンクも各々別キャラ)、そして当然のことながら新規キャラも追加。更にはDLCもあり追加で11キャラが参戦、合計キャラは85を超え、任天堂以外のキャラも多数(カプコンのリュウ、スクエニのクラウド等)いることによりまさにゲーム業界のオールスター祭典と

ガンダムSEED FREEDOM

先日『ガンダムSEED』の劇場版『ガンダムSEED FREEDOM』が配信された。劇場での評価は高かったので、早速見てみることとした。そして結論を言うとすれば 同窓会 の作品ということである。まあぶっちゃけ言えば期待外れである。 『ガンダムSEED』の要素はこれでもかと詰め込まれている。かつてのキャラは(在命の者は)基本総出演で、武器も極力使いながら戦闘シーンで魅せていた。歌もTM.Revolution とSee-Sawと欠かせないアーティストが用いられている。だがそれだ

ゲーム感想記㊾ スーパーマリオメーカー2

『スーパーマリオメーカー』は2015年にWiiUで発売されたゲーム。 これは(2D)マリオのコースを自分で作る、そしてネットを介して他人の作ったコースを遊ぶ、というもの。マリオのコースを自分で作れる、というのは人によっては悲願とすら言えるものかもしれない。コースのスキンとして『初代マリオ』『マリオ3』『マリオワールド』『マリオWiiU』が選べるのも特徴。 実際このゲームが発売されると、多種多様なコースが作られ、アップされるようになった。中には破茶滅茶なコースもあり、それも含