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ゲーム感想記㊿ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
任天堂のキャラが集結するオールスターゲーム『スマッシュブラザーズ』シリーズのSwitch版『スマッシュブラザーズSP』は「全員参戦」と銘打って発売された。
「全員参戦」通り、今まで登場してきたキャラは全て参戦し(トゥーンリンクと子供リンクも各々別キャラ)、そして当然のことながら新規キャラも追加。更にはDLCもあり追加で11キャラが参戦、合計キャラは85を超え、任天堂以外のキャラも多数(カプコンのリュウ、スクエニのクラウド等)いることによりまさにゲーム業界のオールスター祭典となった。
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今までのシリーズ同様複数人で対戦するはちゃめちゃな乱闘ゲームだが、昨今のeスポーツの潮流も受けて本作では一対一としてのゲーム性も強くなった(一対一専用の演出もある)。なので乱闘のパーティゲーム、一対一のガチゲームと二つの側面を同時に持っているかなり異例のゲームである。キャラ性能は前作から大きくブラッシュアップされ、表面的には同じに見えながら、バランスは大きく優れることになった。
一人用のモードとしてはアーケードモードに相当する「勝ち上がり乱闘」の他、敵を倒しながらフィールドを進んでいき、最後のボスを倒していく「灯火の星」がある。キャラ(使うにはストーリー中で解放する必要あり)はスピリッツで強化していくことになる。ボリュームは結構あるモードだが、基本的に敵を倒していくだけのゲームである。なので単調さは否めないものの、それでも各キャラ参戦元のゲームの要素を取り入れたりと、楽しめる部分も大いにある。
またキャラを強化する「スピリッツ」も原作ゲームのキャラを使用しており、その数は千を超える。集めたところでキャラの強化にしか使用できないが、全部集めると結構大きな図鑑になる。
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自分がプレイした数あるゲームの中で、このゲームを一番プレイした。「灯火の星」をクリアしたことはもちろん、アーケードモードに相当する「勝ち上がり乱闘」は全キャラ最大の9.9を出してクリアしたし、オンラインでも一万回以上対戦して、かなりの上位までいった。千を超えるスピリッツも全て収集した。自分のプレイ時間はSwitchのプレイ履歴で他と比べてぶっちぎりで多い。
またオンライン対戦を本格的に、ガチでやったのもこのゲームが初めてで、当然負け続けることもあり悔しい思いをすることも多数あったが、最後には自分で納得できるだけのところまで行ったつもりでいて、満足している。
自分の人生で恐らく一番思い入れが深いゲームであり、誤解を恐れずに言うなら本ゲームは人類の遺産として遺すべきゲームだとすら思っている。
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