高橋昌久

創作執筆・翻訳執筆に従事 記事は日々思っていること、そしてゲームの紹介

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40歳になりました。

十年前、私が30歳になった時、私は教会(といっても信仰者ではなく部外者であったが)で誕生日ケーキをご馳走された。その蝋燭を息で消しながら、私は激動の20代だったなぁという感想を抱いていた。 そして十年経過した。今日、2023年8月22日、私は40歳になった。30代が終わった。 この30代はとても濃密なものだったと我ながら思う。多くのことを学んだ。多くのことを知った。多くのことを経験した。多くのことを楽しんだ。これ以上にないくらいに。 他方で安定もしていた。十代は若さのエ

    • ゲーム感想記#56 メトロイドプライム

      『メトロイドプライム』はそれまでのメトロイドシリーズが初めて3D化されたゲームである。根本的なシステム面は今までのシリーズうまく継承しつつ、3D化ならではの新要素をうまく取り込み、絶大な人気を誇る。  さて、本作のゲームに対する私の感想は 完璧なゲーム、だが二度とプレイしたくない になる。 ゲームとしては完璧である。マップ構成、アクション、ボリューム、新要素 、問題点のなさ、あらゆる点で付け入る隙がない。難易度も高いが、理不尽を超えないギリギリのラインを攻めていて、実に絶

      • ゲーム感想記#55 ファイナルファンタジーⅩⅡ

         国民的シリーズ『ファイナルファンタジー』の十二作目はそれまで比べて、ストーリー面としてもシステム面としても大きく作風が変化した。総合的に見れば誰しもが名作と認めるようなゲームではなく、やり込めばやり込むほど味わいがわかるスルメのようなゲームである。とはいえ大作としての作り込みであるのは間違いない。  システム面では前作のオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXI』をおフランにした感じである。言うなればオフライン版オンラインファイナルファンタジーといったところ。まず「たた

        • ゲーム感想記#54 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

          『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』は2011年にWiiにて発売されたゼルダシリーズである。そしてその大体十年後、Switchにて本作のリマスターが発売された。  本作の大きな肝としてジョイコンを実際に使って剣を振ったり盾を構えたりすることができるという点がある。ただSwitch版になるとボタン操作も可能になり、携帯で外でプレイすることが多い私はボタン操作が専らだった。なので、ジョイコン操作についてはここでは触れないこととする。 私は『ゼルダの伝説』シリーズの大ファンであ

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          ゲーム感想記#53 ファイアーエムブレム無双 風花雪月

          人気SLGゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズの名作『風花雪月』が無双ゲームに。 当然ながら登場する人物は全員『風花雪月』のキャラ。前作『ファイアーエムブレム無双』ではシリーズ全体の無双ゲームとしての位置付けながら『覚醒』『if』にあまりにも偏り過ぎた参戦キャラやが問題視されたが、本作は単品の無双ゲームなのでその心配は皆無。むしろ『ゼルダの伝説無双 厄災の黙示録』のように極限まで参戦元のキャラを出そうと努力している。  『風花雪月』と同じく、本作は三人のクラスリーダーから

          ゲーム感想記#53 ファイアーエムブレム無双 風花雪月

          ゲーム感想記#52 ファイアーエムブレム 風花雪月

          『ファイアーエムブレム 風花雪月』はWiiの『暁の女神』以来の据え置き用のシリーズ作品である。一時期シリーズは下降気味にあったが『覚醒』の売れ行きが見込み以上に良かったらしく、その後『if』と『echoes』(二作目「外伝」のリメイク)と続き、本作が発売されるに至った。また、これらの作品の合間にソーシャルゲーム『heroes』が配信され、相当な売れ行きを伸ばすにいたった。  本作は今までのシリーズからかなり抜本的な変革を試みている。まず主人公は男女選ぶが固定、そこから三人

          ゲーム感想記#52 ファイアーエムブレム 風花雪月

          Nintendo Direct 2024.6.18

          2024年6月18日23時に、ニンテンドーダイレクトが配信された。自分用のメモの意味合いも含めて、気になったソフトを紹介したい マリオルイージRPGシリーズが復活して新作として発売。このシリーズは『3』だけをプレイしたがなかなか面白かった。これもプレイしたいのもやまやまだが、最近『ペーパーマリオRPG』をクリアしたばかりでマリオのRPGは当分いいかなという感じなので、購入することはあっても今年は多分プレイしない。 FFシリーズの生みの親が制作したゲーム。面白そうだが実際発

          Nintendo Direct 2024.6.18

          ゲーム感想記#51 ペーパーマリオRPG

          『ペーパーマリオRPG』はゲームキューブで発売されたマリオのRPGシリーズ。『マリオRPG』『マリオストーリー』に続いた三作目である。ゴロツキタウンを本拠地とした上で各地にあるスターストーンを七つ集めていくというのが大まかなストーリー。 「ペーパーマリオ」とあるように、本作では特に「紙」を意識した部分が強い。マリオが紙飛行機に返信したり、薄い紙になって壁を潜り抜けたり、丸まったりと、「紙」の要素が強く出ている。この「紙」の要素は以降のマリオRPGシリーズにおいても引き継がれ

          ゲーム感想記#51 ペーパーマリオRPG

          ゲーム感想記㊿ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

          任天堂のキャラが集結するオールスターゲーム『スマッシュブラザーズ』シリーズのSwitch版『スマッシュブラザーズSP』は「全員参戦」と銘打って発売された。  「全員参戦」通り、今まで登場してきたキャラは全て参戦し(トゥーンリンクと子供リンクも各々別キャラ)、そして当然のことながら新規キャラも追加。更にはDLCもあり追加で11キャラが参戦、合計キャラは85を超え、任天堂以外のキャラも多数(カプコンのリュウ、スクエニのクラウド等)いることによりまさにゲーム業界のオールスター祭典と

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          ガンダムSEED FREEDOM

          先日『ガンダムSEED』の劇場版『ガンダムSEED FREEDOM』が配信された。劇場での評価は高かったので、早速見てみることとした。そして結論を言うとすれば 同窓会 の作品ということである。まあぶっちゃけ言えば期待外れである。 『ガンダムSEED』の要素はこれでもかと詰め込まれている。かつてのキャラは(在命の者は)基本総出演で、武器も極力使いながら戦闘シーンで魅せていた。歌もTM.Revolution とSee-Sawと欠かせないアーティストが用いられている。だがそれだ

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          ゲーム感想記㊾ スーパーマリオメーカー2

          『スーパーマリオメーカー』は2015年にWiiUで発売されたゲーム。 これは(2D)マリオのコースを自分で作る、そしてネットを介して他人の作ったコースを遊ぶ、というもの。マリオのコースを自分で作れる、というのは人によっては悲願とすら言えるものかもしれない。コースのスキンとして『初代マリオ』『マリオ3』『マリオワールド』『マリオWiiU』が選べるのも特徴。 実際このゲームが発売されると、多種多様なコースが作られ、アップされるようになった。中には破茶滅茶なコースもあり、それも含

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          ゲーム感想記48-4 ロックマンX8

          『ロックマンX8』はXシリーズ最後の作品である。さんざんな出来だった『X7』の続き、ということで出来が不安視されていたが、実際はそれえに比べて本作は良作と言っていい出来であった。スピード感は戻り(3Dは廃止された)、敵の挙動等でもおかしなところはない。難易度もいい按配で(難易度変更可能)、ストレスはあまり感じない。 問題があるとすれば、変則的なステージが多い、ということである。8ステージのうちシリーズ王道としてアクションしていくステージはなんと1ステージのみで、他のステージ

          ゲーム感想記48-4 ロックマンX8

          ゲーム感想記48-3 ロックマンX7

          『ロックマンX7』はプレイステーション2で発売されたゲーム。2Dパートに加え3Dパートもあり、更に新たな主人公アクセルが登場したのが大きな特徴である。 さて、私は本作を今の今まで敬遠していた。なぜかというと本作は クソゲー であるのが一般的な評価だからである。だが八作あるXシリーズの記事を全部書きたいと思ったので、プレイすることにした。そしてプレイした感想を言えば まあまあクソゲー という評価に落ち着く。つまり思っていたよりはよかった、が、やはりクソゲーということであ

          ゲーム感想記48-3 ロックマンX7

          ゲーム感想記48-2 ロックマンX6

          『ロックマンX6』は『X5』から一年も経たずに発売された。 このゲームは他のXシリーズと際立った個性を持っており、何かというと ゲキムズ であるということである。 とにかく難しい。速攻クリアできた『X5』と違い、何回も何回もゲームオーバーすることになり、私もやっとの思いでクリアできた。そのあまりの難易度のため敬遠されがちだが、他方で熱狂的な愛好者も持つ。やり応えは抜群で、動画映えする部分も多々ある。計算された難しさもあるが、短い開発期間による雑っぽい難しさもあるのは事実だ

          ゲーム感想記48-2 ロックマンX6

          ゲーム感想記48-1 ロックマンX5

          ロックマンX1からX4までが『ロックマンアニバーサリーコレクション』としてひとまとめに紹介したのに対して、X5からX8までも『ロックマンアニバーサリーコレクション2』として紹介するつもりであったが、各々のゲームが結構個性バラバラなので、別個に紹介することにした。 『ロックマンX5』は元々シリーズ最終作として出されるつもりだったらしい。『X4』の売上がよくなかったからなのか、全体的に作り込みが粗い。ボスの動きや変なテキストもありそこかしこに低予算であるのが感じられる。とはいえ

          ゲーム感想記48-1 ロックマンX5

          語学豆知識No.22 語幹kommen

          “ankommen“は頻出単語で「到着する」という意味を持つ。anが「〜に」という意味で、kommenと合わせて「〜に来る」という意味合いである Zu Hause angekommen, ging er sofort ins Bett. 家に着くと、彼はすぐにベッドに入った。 “auskommen”はcome out と訳してしまいそうだがそういう意味はなく、「(人間関係で)折り合いがつく」あるいは「馬が合う」という意味がある。 Mit ihm ist gut aus

          語学豆知識No.22 語幹kommen