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ゲーム感想記48-3 ロックマンX7
『ロックマンX7』はプレイステーション2で発売されたゲーム。2Dパートに加え3Dパートもあり、更に新たな主人公アクセルが登場したのが大きな特徴である。
さて、私は本作を今の今まで敬遠していた。なぜかというと本作は
クソゲー
であるのが一般的な評価だからである。だが八作あるXシリーズの記事を全部書きたいと思ったので、プレイすることにした。そしてプレイした感想を言えば
まあまあクソゲー
という評価に落ち着く。つまり思っていたよりはよかった、が、やはりクソゲーということである。
2Dパートは従来のXシリーズとはそこまで変わらない。そこそこ疾走感あり、安定した出来である。あくまでそこそこ、ではあるけど。ただこれは逆に取り立てて本作らしい、何か際立ったものがあるわけでもない、ということも意味する。つまりいつものXシリーズをやや薄めた感じになっている、といえる。
3Dパートはかなりきつい。疾走感がない、というかもっさりしている。そしてXシリーズならではというのがない。ただの面白味のない3Dアクションゲームである。端的に言えば、出来としては平凡、ただし操作性は良くない、感じである。
ただしサイバーステージとセントラルサーキットはひどい。
サイバーステージは反重力装置があり、上下逆さまになるが、移動がチグハグになり、酔って嘔吐感がでることもあり得る。どこに行けばいいのかもいまいち分からず、ロックマンシリーズでぶっちぎりのゴミステージである。作った人間は死ねって言いたくなるくらいひどい。
セントラルサーキットはバイクっぽいのを使って、道にある小さな装置っぽいターゲットを制限時間内に二十個除去。除去といっても攻撃して壊すのではなく、それに乗っかって除去する。バイクは劣悪な操作性だが、それに乗っかるように進めないと行けないため、非常にノロノロとした走りになる。
一方ボスはユニークな部分もある。攻撃方法が独特だったり、キャラが立ってたりする。とはいえそれでもそんなに戦っていて面白くはないが。
新たな主人公アクセルは劣化エックスとされる(ただし最初エックスは使用できない)。基本的にチャージできないエックスという感じである。DNAコピーして敵を操作できるような特殊能力はあるが、私は一度も使わず何ら問題なくクリアした。というかエックス(特にチャージショット)が強い
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基本的に8作あるXシリーズで本作が最駄作なのは満場一致だろう。
一応フェアに評価点を言うなら、
・新たなキャラアクセル
・3Dパートの登場(次回作ではなくなる)
・ボスがそこそこユニーク
・ストーリーはいい感じ
・ステージ中にキャラの切り替えができる(これは評価できる)
辺りか。
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