【&donutsコラム】競争から共創・協奏へ
(この記事は文藝春秋がnoteで開催する「#未来のためにできること」コンテストの応募作品として、&donutsプロジェクトの広報担当・柳尾が書いたものです)
2016年、株式会社イノベーター・ジャパンの代表・渡辺は、従業員の待機児童問題や都心以外で潜在的に存在するポテンシャル人材のキャリア形成など、地域の課題に着目。その課題解決として構想したのが、&donuts(アンドーナツ)プロジェクトだ。
&donutsは、デジタルメディアの運用やオペレーションの自動化支援などを手掛け、クライアントに寄り添いながらWebサービスを提供するチーム。変わりゆくライフステージにも左右されず、サステナブルな働き方を実現できる職住近接のプラットフォームでもある。
2017年1月に、柏オフィスを設立。周辺住民を雇用し、ITリテラシーを高め、本社で行っていた運用業務を移管した。実は、職住近接オフィスの構想は過去にもあり、今回は三度目の挑戦だった。柏オフィスが軌道に乗り、&donutsの理念に共感するメンバーの輪が広がることで、期待は確信に変わった。郊外のポテンシャル人材の活躍は、社会をより豊かにする。
そして、2019年3月には湘南地域に二拠点目のオフィスを開設した。
&donutsが実践してきたこと
─── アウトプットを最大化するチームづくり
・業務の属人化を排除。チーム制を敷き、日頃からバックアップが取れる体制
・スライド勤務や中抜け、時間単位の有給取得などを活用し、柔軟に働ける環境
・世情や組織の成長に合わせて常に変化。変容をチャンスと捉えるマインドがある
─── 自らキャリアをデザインする
・各々の価値観やライフスタイルを尊重しあう風土
・短時間勤務者も、自分らしく働ける
・放課後や長期休暇に、子どもと一緒に働けるオフィスづくり
─── 住む場所で差を作らない
・地域による賃金格差がない
・フルリモートワークも可能で、全国からポテンシャル人材を採用
私たちが「未来のために取り組んだこと」。
それは、競うのではなく、共創・協奏すること。
&donutsのミッション「人の可能性を最大限に引き出しウェルビーイングな社会を実現する。」に共感したメンバーによる共創。他者や他社は競う相手ではない。異なるバックグラウンドや強み、価値観があるからこそ、みんな奏でる協奏曲は力強く、美しい。
この想いを胸に、私たちはこれからも生活の地で和をつないでいく。