【実際の融資額も公開】 はじめての銀行融資を受けた話
起業に付き物?な融資のお話。
銀行融資を無事受けることができましたので、これから融資を受ける方や起業するに向けて、資金が必要な方への参考になればと思います。
ぶっちゃけた話、難しい部分は銀行の営業マンがやってくれたり、手伝ってくれたりするので、思ったよりもスムーズに完了しました。
融資を受けたキッカケは
僕の事業内容は、レンタカーの仕事がメインです。
レンタカーが商品になるので、もちろんそこそこの台数を揃えないといけません。
車と言えば、最近は軽自動車でも結構な値段がするので、まとまった資金が必要になります。
はじめは起業前に貯めていた資金で購入を考えていましたが、
*手元に資金を置いておきたい
*将来の事を考えると、銀行との取引は必要
*たまたま銀行の営業マンが来たw
という理由で、融資を受ける事になりました。
なんで銀行?日本政策金融公庫は?
融資というと、銀行以外にも国が運営している「日本政策金融公庫」というものがあります。
金利が安かったり、起業したばかりの方向けというイメージがありますよね。
今回はなぜ日本政策金融公庫ではなく銀行を選んだかと言うと、1番の理由は銀行の営業マンが真摯に対応してくれた事が大きいな理由です。
経営者としては、金利など条件を第一に考えて選択するべきなのでしょうが、営業マンが僕と同じくらいの年齢で若く、同じ営業職として親近感を感じたので、銀行での融資を進めました。
それに、会社を経営していくのなら銀行との付き合いは大切になってくるので、良い機会かと思いました。
いざ、融資へ
もちろん、融資を受けるなんて初めての事なので、右も左もわかりません。
事業計画書や決算書、請求書や売上表など用意する物もたくさんありました。
融資は受けたいけど、めんどくさいなぁ〜…。
営業マンに任せようw
というズボラ全開で、自社で用意しないといけない部分だけは自分で用意し、後は営業マンにお願いしました。
事業計画書など、正直言って取っ付きにくい事も一緒に作成してくれたので、本当に助かりました。
もちろん営業マンも仕事でしょうが、こういう事も一緒にやってくれると信頼関係が出来てきます。
保証協会の審査…
銀行での審査はあっさり終了。
そして無事審査通過できました。
しかし、
銀行での審査はOKでも、初めての融資という事で「保証協会」という機関の審査も必要との事。
簡単にいうと、
・銀行 →貸す人
・僕 →借りる人
・保証協会 →保証する人
つまり、僕がもし借りたお金を返せなくなった場合、かわりに銀行に返済する機関という事です。
もちろん借金が無くなるわけではなく、保証協会が僕に対して債務の回収を行います。
そしてこの保証協会、正直めちゃくちゃ審査期間が長く、要求される書類なども細かく大量に必要でした。
各取引先の情報や業務の資格関係の書類はもちろん、今までの見積書や請求書、仕入れた物の領収証などなど…。
事業を始めたばかりの僕でさえ、何十枚、何百枚という紙の山になりました。
これを全て見るのか?と気になりましたが、お金を借りるという事は、それだけ責任がともなう事だと、再認識も出来ました。
ちなみに、保証協会の審査は初めての融資の場合は事細かく調べられるそうですが、次回以降の融資の際は案外さっくり通るそうです。
一度融資を受け、返済をきちんとしていけば信用ができる、という事ですね。
銀行、保証協会とも無事審査通過!
審査も問題なく通過し、融資も無事におりました。
融資を受けると決めてから、実際に融資がおりるまでの期間は、ざっくり3ヶ月かかりました。
特に急ぎで必要な資金では無かったので、3ヶ月という期間は問題なかったのですが、運転資金やどうしてもすぐにお金が必要な場合などは、この3ヶ月というのは命取りになります。
初めての融資という事が時間のかかった大きな理由でしょうが、やはり常日頃から資金計画やキャッシュフローはしっかりと考えておかないといけませんね。
そして、今回受けた融資の内容ですが、
希望融資金額 1,500,000円に対して
・融資金額 1,500,000円
・貸付利息 -1,331円
・印紙代 -6,000円
・保証料 -20,625円
・実際に残る金額 1,472,044円
気を付けたいのが、丸々希望する金額が入るのではなく、諸経費が引かれる、という事。
もし150万円の車を買う場合だと、150万円の融資では3万円ほど追加で支払う必要があります。
融資を受ける場合、実費で支払いが発生することを知らない方もいると思うので、気をつけて下さい。
まとめ:融資を受けるなら、時間に余裕をもって
以上、はじめての銀行融資でした。
思った以上に簡単に進みましたが、時間はかなり余裕を見る必要がありますね。
融資にも銀行や日本政策金融公庫など種類がありますので、ご自身の経営内容に合った融資を選ぶことも重要です。
はじめはどれを選べかいいかわからないかもしれませんが、先輩経営者に相談するなど、きちんと調べて決めていきましょう。
そして、事業の内容にもよりますが、事業スピードを加速させるには、融資はやはり必要だと思います。
僕の場合は、レンタカーという商品が増えたおかげで在庫不足による顧客の取り逃しなども減りました。
融資を受けるということは、実質借金を作るということです。
サラリーマンだと、借金という言葉は抵抗があるかも知れませんが、遊びに使うような借金と、事業で使う借金とでは、借金の質が違います。
資金が必要だと判断したならば、融資を有効に使って事業を加速させましょう!
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