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【インタビュー】会社員としてスキを仕事にしたインフルエンサーが感じた、SNSのメリットとシェアがもたらしたシナジー

今回は、会社員としてスキを仕事にして働く遠藤さんに、SNSを活用し始めたきっかけや、日々の運用のコツなどをインタビューさせていただきました。

個人でも企業でも、今後、SNSの運用を活発にしたいと思っている方のご参考になればと思います。

遠藤優華子(えんどうゆかこ)さん Profile

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1991年生まれ。編集系の専門学校に在学中より編集プロダクションでの業務を開始、その後、ネット業界へ転職。2014年から2019年までは、女性向けメディアにて編集長を担当。若い女性たちへ「かわいい」世界観を届けるコンテンツ全般の企画・編集や、ユーザー参加型リアルイベント、読者コミュニティ育成に関わる業務を担当。
現在は出版社にてオンライン×オフラインをかけ合わせた様々な企画に従事。10年弱コンテンツ制作の業務に携わっている。SNSではわかりやすく役立つ情報をモットーに発信中。

Twitter https://twitter.com/129cha
Instagram https://www.instagram.com/123kirin/
note https://note.com/129cha
Shareit https://community.camp-fire.jp/projects/view/256245


スキを仕事に。そのはじまりは?

ーand,a 
遠藤さんは、現在出版社でも働きつつ、自分の「スキを仕事にした」経験を活かして、オンラインサロンも運営してらっしゃるとか。
スキを仕事にしたきっかけって、なんですか?

ー遠藤さん
社会人になって4年目ぐらいで転職をしたのですが、いきなり「女性向けメディアの編集長」という肩書きをいただくことになり、ネットの知識もあまりないまま肩書きだけが重たくて。

ーand,a
いきなり編集長ですか!?

ー遠藤さん
そうなんです(笑)
もうなんでもいいから学ぶしかない!と思い、社外の勉強会に参加してみました。そしたら、SNSで自分を発信してる同年代の方がたくさんいて、そこですごく刺激を受けましたね。

ーand,a
当時はまだSNSは意識して投稿してなかったんですか?

ー遠藤さん
それこそ「めっちゃ眠い。」みたいなことをつぶやく、完全プライベートなアカウントでしたよ(笑)
社外の勉強会で違う世界を見て、SNS頑張った方がいいな。と思って行動に移したときが本当のきっかけだと思っています。

Instagram、Twitterそれぞれの特性を理解する

ーand,a
遠藤さんはInstagram(以下インスタ)とTwitter両方で活動されていますが、意識して使い分けてるポイントとかありますか?

ー遠藤さん
わたしは、食やお出かけの投稿がメインで基本的に同じような投稿をしているのですが、インスタとTwitterはユーザーの属性が違うので、見え方というか、属性に合わせて同じ内容でも投稿スタイルを変えるようにしています。

ーand,a
どのように変えてるか教えてもらってもいいですか?

ー遠藤さん
インスタでは写真はくすんだ加工で統一させていて、おしゃれさとか空間とか雰囲気が伝わるようにしていますが、
Twitterでは加工はあえてせず、ポートレートモードで撮ったようなキレイ目でおいしそうな写真にするとか差別化しています。

▼ 遠藤さんのInstagram

ゆかこ

遠藤さんのTwitter

ーand,a
確かに、インスタではカフェの空間の写真が目につきますし、一覧も見てもトーンが合って作品としておしゃれというか。
Twitterは食べ物のアップや…メニューも載せてるんですね!

ー遠藤さん
役に立つ情報を届けるというコンセプトは共通なのですが、Twitterの場合140字と限られているので、パッと見てすぐ惹きつけられるような内容を組み込むようにしています。(コスパや値段、場所など)

ーand,a
なるほど。役立つ情報のあり方も違ってくるんですね。

ー遠藤さん
Twitterってリツートが盛んじゃないですか。役立つ情報だと思うからシェアしてもらえてると思っていて。
それに、実際に行こうとしたときに知りたい情報があった方が喜ばれますよね!

ーand,a
確かに…!


個人アカウント・企業アカウントの違いは?

ー遠藤さん
個人だろうと、企業だろうと「役に立つ情報を届ける」
ということは変わらないと思ってます。

ーand,a
「役に立つか」どうかですね。
ただ、個人ならまだしも、企業アカウントだと頻繁に役立つ情報を出し続けるのって難しいこともありますよね。

ー遠藤さん
よくフォロワー増えるコツってなんですか?って聞かれるのですが、「数」よりも「どういう結果を得たいのか」が重要だと思ってます。

ーand,a
どういう結果を得たいのか…(ごくり)

ー遠藤さん
アパレル系なら、新着情報とかコーデとか、知ってもらいたい情報がたくさんあるし、
ECサイトもあれば、そこからの購入につながるので、フォロワーは多い方がいいと思うんですよ。

でも、メニューが決まっているようなカフェだったら、毎日投稿するのも難しいですよね。
しかも、行きたいカフェだからといって、それらのアカウントを全部フォローするかといったら…しないじゃないですか。

ーand,a
確かにそうですね。気になるお店の投稿の保存はしますが、フォローはあまりしてませんでした。

フォロワーを増やすことが第一でないとしたら、なんのためにアカウント作ったらいいんですか?いっその事、いらないとか…?

ー遠藤さん
アカウントは作っておいた方がいいと思っています。

アカウントがあれば、
来店してくれた方が、お店のことシェアしようと思ったときに、
タグ付けしてもらえて、タグからアカウントにきてもらえれば、知ってもらえる情報量が増えますよね。

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ーand,a
気になるカフェを見つけても、店名しかわからないと、
検索し直さないといけなくて、めんどくさくなって、ひどいとき忘れちゃってました!(笑)

ー遠藤さん
お店側は、毎日投稿しなくても、シェアされた側(ユーザー)は、
・お店の場所
・URL
・お店の看板メニュー
など、最低限のとこがわかれば、行くか行かないかの判断ができます。

ーand,a
なるほど。
気になるお店を見つける→場所を確認する→どんなメニューがあるのか確認する→友達を誘う。
すべのことがSNS内で完結しますね。

ー遠藤さん
シェアしたりタグ付けしたくなるような、アカウントの世界観をちゃんと作り込むことも忘れちゃいけないんですけどね。

ー遠藤さん
あと最近だと、新型コロナの影響で、そもそもお店がやってるかっていう問題もあったので、ストーリーで営業時間お知らせするとか。

そういう「役に立つ情報を届ける」ことの積み重ねが、フォロワーとか売上げとか「得たい結果」につながるのでは?って思ってます。


2万いいねがもたらした反響

ーand,a
インスタ、Twitterをやってて、一番の思い出だったり、印象に残ってることビックリしたことってなんですか?

ー遠藤さん
以前 note にまとめたのですが、
トーキョーギョーザクラブという餃子屋さんを紹介したツイートが、お店の方にも届いたことがあって、やりとりしてるうちに、ツイートの反響とかを教えていただく機会があったんですよ。

自分の反響は知れますが、お店側の影響を追うことってなかなかないので、すごく貴重な機会でした。

ーand,a
どんな反響があったんですか?

ー遠藤さん
男女比率が8:2と男性が多いお店から、ほとんど女性客もしくはカップルに変って、1日の予約数もおよそ5倍に増えたそうです。

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(引用:https://note.com/129cha/n/n6e7918ac44c3#9f9lz)

ーand,a
予約数5倍もインパクトありますが、男性客が多い店が女性客の多い店に変化するって、今まで届いてなかった層に情報が行き届いた感がすごいありますね。

ー遠藤さん
そうですね。SNSって使い方次第だと感じました。

▼詳細はこちら
バズったらどうなる?お店の人に反響を聞いてみた

SNSが嫌になったときは…

ーand,a
率直にすみません。
SNSが嫌になる時ってないんですか?

ー遠藤さん
ないって言ったらウソになっちゃいますよね。(笑)
けど、目的をもってやってるから、やらない方がデメリットだなって思ってて。
続かない人は、目的が見つかってないんだと思います。目的地が決まっていないと歩きだせないのと一緒で、いつまでどうやって、どこに向かってっていうのがないとつらいと思うので。

ーand,a
嫌になったら、自分の目的を確認するタイミングですね。

最後にありがちな質問なのですが、遠藤さんがインスタやTwitterをやっててよかったことってなんですか?

ー遠藤さん
選択肢が増えたことです。
SNSは人生の選択肢を広げるひとつの方法だと思っていて、スマホがあれば自分の武器がひとつ作れるすごいツールだと思います。

もし、すごくおいしいものと出会って「これ、おいしいんですよ!」ってその場で言っても、半径5mぐらいの人しか伝わらないけど、
SNSを通したらもっともっと世界がひろがりますからね。

今の自分って、昔の自分が考えてたよりもたくさんの選択肢があって、オンラインサロンの運営も考えてなかった選択肢のひとつです。(※オンラインサロンの紹介は後ほど)

何があるかわからないので、皆さまも是非、自分のスキをどんどんシェアしてもらえればと思います。


最後に

新型コロナの影響で、実際に会う機会が減り、
自ら発信していかないとなかなか他の人と接点が持てなくなりつつある昨今。
個人としても企業としても、いかに情報を伝えていくか。そのスキルが求められていると思います。

遠藤さんとのお話を通じて、情報を伝えるスキルの基本は、相手の立場に立って「役に立つかどうか」を考えることなのではないかと感じています。
この記事も、皆さまのお役に立てると幸いです。

そして、インタビューを快く引き受けてくれた遠藤さんも、本当にありがとうございました!


ご紹介

遠藤さんが株式会社grams 代表取締役の艸谷真由(くさたにまゆ)さんと一緒に運営しているオンラインサロン#Shareit(シェアイット)の2期メンバーの募集が8月1日より開始します。

チーム名の”Shareit”にはないものをみんなで補いながら伸ばすという意味を込めているそう。

楽しいことと仕事がイコールになる、自分らしさを発揮して活躍したいそんな方は是非ご参加ください。

▼詳しくはこちら
8月1日より、申し込み可能となります。
https://community.camp-fire.jp/projects/view/256245

▼オンラインサロン一期生の方の声

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