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コミュニティとは「冒険」と「創造」の先に自然と作られてしまうもの

コミュニティ

コミュニティをつくる、人の繋がりをつくる、そういう職業さえある時代。

安全性が増して近所づきあいがなくなったり、
過密化が進んで地域の人口減少が進んだり、
1つの職場コミュニティだけに属すことが危険になったり...etc

いろんな理由で人と人のつながりが減っている。でもそれは、今までのカタチではなくてただ「新しいつながり方」にシフトしているだけだと思う。

例えば、
インターネットのおかげで共通の趣味や界隈の人たちと簡単につながれるようになったし、
イベントサービスなども増えてリアルワールドでも共通項の人たちが集まれるようになったし、
関係人口という言葉があるように地域との関わり方も変わってきた。

つながり方デザイン

新しいコミュニティ形成のあり方を作っていくことは、とても大事だと思う。僕のお世話になっている、はじまり商店街の方たちはそれを「つながり方デザイン」と呼んでいる。

これからは1つのコミュニティ(例えば職場のみ)にしか属していなかったりするのはかなり危険な時代だと思うし、人は所属コミュニティが少なすぎると精神的に不安定になってしまうと言われています。

だから、つながり方デザインはとても大事!
けれど、それってどうやって作るんだろう?

答えは「ドラクエ」

めちゃくちゃ考えた末、
答えは「ドラクエ」だった。

僕は前々から、
[ 人間 − 三大欲求(動物) = 冒険 + 創造 ]
という方程式があると思っている。
三大欲求が満たされれば、はいそれで満足。というわけではない。人はその先も何かの欲求により動いている。そう考えた時に「冒険」欲と「創造」欲によって動かされているのではないかという考えに辿り着いた。

冒険とは、未知を知ること。
創造とは、未知をつくること。

この考えに至った時、「人とつながること」というのも欲求として追加すべきかなぁ..と少しモヤモヤしていた。

けど、結局その欲求は、冒険と創造の先に自然と作られてしまうものだと思った。

冒険と創造という行為は、未知に立ち向かうこと。
その未知をドラクエの「モンスター(敵)」と例えよう。

勇者は最初の村(地域コミュニティのある場所)から抜け出し、やりたいことのために敵をガンガン倒していく。でもステージが進めば次第に敵は強くなっていって、一人では立ち向かえないほどになってしまう。そういう時どうするか?仲間を見つけてもう一度敵に立ち向かう。

未知は、手強い。
一人では全く太刀打ちできないこともあるかもしれない。魔法攻撃しか効かないヤツもたまにはいる。そういう時は、魔法使いを仲間にする。魔法使いもその敵を倒した先に、何か目的がある場合が多い。その目的を達成したら、一緒に冒険することは終わるかもしれないけれど、そこで共に戦った思い出は消えない。

そうやって、仲間を集めてパーティを組む。
これが強いつながりのコミュニティができる仕組みだと思う。

これは、家ナシ生活やお金がなすぎる今だからこそ気づけたこと。
家を持たないアドレスホッパーや多拠点居住者とお会いする機会が格段に増えて、そこで生きるための情報交換をした。

他にも、ゲストハウスをはじめると言い出してから、場づくりをする方とたくさんお会いし、話をした。お金の話から理想の場の在り方など。

ゲストハウスでもそうで、旅行者が未知の地で食事処や交通機関、安全面などの情報交換をしたいというところから交流が始まる。

こういう、生きるための情報交換とかから始まるのが、
自然で継続するコミュニティなんじゃないかと。

ゲストハウスやコワーキングスペースなどの場を作って、そこに自然で意味あるコミュニティを作ろうとするのはすごく難しいことだと思う。オンラインサロンなどにも入ったことがあるけれど、不自然に感じてしまった。

人のつながりは簡単にできるものではない。

それなら俺は「冒険」と「創造」のきっかけをつくり続けていきたい!
そうやって、人のつながれる自然な環境が後々ついて来ればいいなぁ、と思う。

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