見出し画像

【チェコ】 ミュシャ美術館とプラハプラプラ


鉄道で、ドイツからチェコへ。
チェコに来たかった理由は二つ。

一つは、ミュシャというイラストレーターの出身地で、ミュシャ美術館があること。もう一つは、正月明けくらいにチェコに行く夢を見たから。あれは多分チェコだった。夢はめちゃくちゃ高画質で、綺麗な街並みが忘れられず、必ず行こうと思った。


ちなみに、中央ヨーロッパは少し価格が安いと聞いていたけどチェコに関しては全然そんなことないw 個人的には日本より物価は高い印象。

さらに、EU圏ではあるけど基本的にはユーロが使えないので注意(今回自分は全てクレカで支払いできた)


チェコ1日目

ヨーロッパ旅の間、朝ごはんは
パンかオートミール↓を食べてた。

オートミールは移動多い時の飯としては最強。


朝はPC作業して、部屋に戻るとバングラデッシュ人のサイードと仲良くなった。日本にも行ったことあるらしく、今はコンゴのアーミーで働いているらしい。カウチサーフィン(お金かからないで現地の人の家に泊まれるサービス)をよく使っているらしく、久しぶりにログインしてフレンド登録した。

カウチサーフィンは本当に楽しいのですごくおすすめなんだけど、今回のように仕事もしないといけない場合はWiFiがない場合も多いので(テザリングしてもらうことになっちゃう)そこを懸念して今回は使わず。


色々話したあと、自分はウズベキスタン料理を食べたくて20数分歩いてレストランへ。

閉まってた。

かなりお腹を空かせていたので、とりあえずバスに乗って他の候補の場所へ急ぐ。

家がカラフルすぎる

バス停の人はほとんど英語が通じなかったので、運転手になんとかジェスチャーで伝えたらバス内のこのような機械でチケットを買う仕組みらしく、なんとか乗れた。

差し込み式クレカや現金は不可で、タッチ式クレカのみ!
時間制なので、24時間のものを購入


そして中心地の方にきた。
まちがマジですごい…


ここまでヨーロッパ感をガツンと感じたのは初めて

昼食は、こちら。
HAVELSKA KORUNA

食堂のようなスタイルで、並んでこれ頼んだ。
ビーフシチュー?

この食堂は中心地にしては安価ということで、旅人のブログにもよく紹介されている。アジア人だけでなくいろんな国の観光客が多かったイメージ。


食べ終わって、街を散策。

トラム(路面電車)が走っている街は好き


13:00 ミュシャ美術館

今回のメイン目的、アルフォンスミュシャの美術館。(苗字のミュシャというのはハエという意味らしい..)

ワンフロアしかないのに入館料たけえよって口コミめっちゃある
まあ確かに高い(350チェココロナなので2000円以上)
こんなに近くでミュシャのラフを見れることはないのでじっくり
スケッチの完成度高すぎる
近づいて見てみると、デッサンやマンガのような斜線の陰影(クロスハッチング)が描かれているけど、それぞれ真っ直ぐの線ではなくて一つ一つが形状を作っているような感じがするくねくね線で描かれている
下の方はこんな影の描き方をしている
境界線も細かく、実線ではない方法で境界を描いている箇所も多い

ミュシャは、主にフランスで活動していて、女優のポスターとか紙幣とかメニューとか本の挿絵とか、しっかり仕事として依頼を受けて描いているものが多く、どちらかというとデザイナーという感じもする。

『ジスモンダ』大女優サラ・ベルナール主演の演劇ポスター
紙幣にも
日本人イラストレーターでもミュシャの絵が好きな人が多いのは、やっぱり日本人の漫画家も影響されているからなのかも。この男性とか特にそう感じる。


全然違った作品のものも。知らなかったのでびっくり。
シリーズになってて、1つ手に入れたら集めたくなりそう
背景もすごい。ミュシャの作品はアールヌーボーの代表としてよく挙げられる。植物などの自然をモチーフにしているところや曲線や装飾が綺麗なのはアールヌーボーの特徴。当時大人気だったらしい。
タイトル部分も面白い。


100年以上前とは思えない…
チェコの力強い女性を描いているそう



大満足。宗教画と抽象画を見まくりすぎて、ちょっと疲れていたけど、ミュシャは楽しく見れたし絵を描きたくなる。


街では、このスイーツが流行っているらしく一昔前のタピオカ的な感じであちこちにあった。みんな食べてる。


15:00 旧市街広場

有名な広場に到着

そしてこちらも見たかった
プラハの天文時計!

かっこいいけど、ごちゃごちゃしていて何が何だかわからないw
となると思い、読み方をざっくり調べて行ったら結構面白い。それぞれにもちろん意味があるので行く際は調べてみるといいかも。時計であり宇宙。



とにかく広場は綺麗。
(だけど、こういう観光地は一人で来る場所ではないな…)


ここにも、ミュシャの展示をやっている「セントラルギャラリー」がある。ミュシャ以外にも、ウォーホルやダリの絵も。

節約ということで、ここならではのミュシャのみ見学することに
画風がすごくフランスのバンドデシネに影響を与えている気がする
君たちはどう生きるか的な
こちらのギャラリーでしか見れないものもあった
メニュー
パッケージっぽい


18:00 サウナでアウフグース

広場から、少し離れたサウナに向かう。
前回のサウナで本場のアウフグースを体験できなかったのでリベンジ。(ちなみにチェコではアウフグースという言葉は通じなかった…なんていうんだろ)

夕飯としてパンを購入
バスで向かう

SAUNA SPOT 8に到着!

380チェココロナ(90min+シャワータイム)

アウフグースめっちゃ良かった!
スタッフ(熱波師さん)が二人がかりで、いい香りとボーンアルティメイタムの音楽が相まって最高だった。ドイツが本場と言われているけど、ここもドイツに近いのもあってかなり本格的だと思う(日本では、熊本の「湯らっくす」が今のところ最高)

30人くらいいたけど、「チェコ語わからない人いるー?」と言われたので正直に手を挙げたら香りの説明を英語でしてくれた。優しい。

一番上の段で15分、まじ暑すぎて死にそうだったけど超ととのった。

ちなみに、チンタラしてたら制限時間を少しすぎてしまったんだけど、「まあ数分なら大丈夫かな…」と思ったらしっかり72チェココロナ(500円弱)延滞金がかかった…注意。水着NGで男女混浴のドイツスタイルだけど、サウナに入る時はタオルシーツを巻きながら入れる(肌はサウナに触れないように)。


完全にサ道の原田泰造みたいになって、いい感じでバスで宿に帰り、明日の飛行機に備えて荷物整理。マジでコンパクトにまとまって驚く。


そして、翌朝ライアンエアーでブダペストへ!


まとめ

ミュシャ美術館に行ってめちゃくちゃ絵を描きたくなった。本当はカフェに入ってどっかで絵を描いたりのんびりする予定だったけど、なんだかんだで8時間くらい街を練り歩いていたらあっという間に一日終わったw

本当に街がきれい。夢の景色があまりにきれいすぎて、期待値高めに行ったのに綺麗だった。でも、やっぱりこういう観光地とかって、一人で来るものではないなぁ…と思ったり。

あと、これは完全に運の話ではあるんだけど、なんか、売店やミュシャ美術館の人とかがすんごい無愛想で、ちょっとイヤな気分になった。これって、全然ただその人たちが無愛想で態度が悪かっただけの話でもちろんみんなではないんだけど、一度しか着ていない人にとっては、これがその国の全てになってしまう。ので、自分もそういうところは気をつけていきたい。(旅行客としてもホストとしても)


プラハの街並み




















この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

サポートももちろんすごく嬉しいですが、SNSでシェアしていただくと超喜びます!Twitterシェアしていただける場合、@seiyaaa_8)でメンションもらえると助かります🙇‍♂️