チャンク化で記憶力UP!効率的な学習法のコツ
チャンク化とは
今日は、当講座で重視している「チャンク化」学習法についてご紹介します。チャンク化とは、関連する知識をひとまとまり(チャンク)にして記憶する方法です。こうすることで、単なる暗記以上に、理解を伴う定着が可能になります。
たとえば、今回の範囲でいえば「腹膜内器官」「腹膜後器官」
胃を勉強するときに、「胃は腹膜内器官だ」
次に小腸を勉強するときに、「十二指腸は腹膜後器官で、空腸と回腸が腹膜内器官だ」
その次に大腸。。
というように、臓器個別に腹膜との関係を覚えようとしても、なかなか覚えられません。
そのような時に「チャンク化」を使います。
ひとつ腹膜内器官について問題などでてきたときに、すべて一括して覚えます。
「胃・空・回・横・S・脾・卵巣・卵管」(イクウカイ、ヨコエス、ヒランラン)
腹膜後器官も同様に
「腎・副・十二・膵」(ジンプク、ジュウニスイ)
2,3個ほどの響きの塊にすると覚えやすいです。
電話番号でも、○○○-○○○○-○○○○ というように3つの塊にするのと同じです。
チャンク化の応用で対比させて覚えるのも有効です。
「孤立リンパ小節は小腸全域、集合リンパ小節は回腸のみ」
「心圧痕は両肺、心切痕は左肺のみ」「斜裂は両肺、水平裂は右肺のみ」
かずひろ解剖では、国試問題演習にチャンク化を使用。
問題を解くたびに関連事項も同時に覚えていく習慣づけにより、点数アップに直結する工夫が満載
講座の中で多数の国試過去問を解いていきますが、チャンク化が多数つかわれていることに注目してみてください。
チャンク化を習慣づけすることにより、知識が底上げされ科目を超えたトータルな理解に結びつく
何かひとつ覚えることがでてきたときに、そのひとつだけ覚えると
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何かひとつ覚えることがでてきたときに、関連事項もまとめて覚える習慣があると
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知識が点ではなく、面となり、それがさらに積み重なって立体的になってくる感じです。
解剖と生理、そして臨床科目までが繋がってきます。
点の知識ではなく、面の知識を意識してください!
年末年始集中講座 概要
day1 12月29日 (日)
循環器①:血管系・心臓・動脈系・静脈系
day2 1月3日 (金)
循環器②:胎児循環・リンパ系、上肢、下肢、頭頚部の脈管
day3 1月4日 (土)
呼吸器:鼻腔・副鼻腔、咽頭・喉頭、気管・気管支、肺・胸膜・縦隔
day4 1月5日 (日)
消化器:消化器系概論、口腔・咽頭・食道、胃・小腸・大腸・腹膜・肝胆膵
時間:10時〜16時頃(お昼休憩有り)
方式:zoom + YouTubeライブ
料金:16,800円 (12月24日まで早割 13,800円)
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かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学
あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師をはじめ、柔道整復師、理学療法士・作業療法士や看護師、医師を目指す方々の解剖学国家試験対策のマガジ…
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