毎日株価分析:アサヒペン
今回は、大手塗料メーカーの「アサヒペン」の分析です!
会社概要
以下、ChatGPTの要約です。
1. 企業概要
アサヒペンは、日本の大手塗料メーカーで、主に家庭用のペンキや塗料を製造・販売しています。1940年に創業され、本社は大阪市にあります。家庭やDIY(自分でやる)向けの塗料や塗装用品を提供することで知られています。
2. 各事業の概要
塗料事業:家庭用から業務用まで、幅広い種類のペンキや塗料を提供しています。耐久性や環境に配慮した製品が特徴です。
塗装用品事業:塗装作業に必要なブラシやローラー、マスキングテープなどを販売しています。
DIY商品事業:家庭で簡単にできるDIY製品を提供しています。壁紙やフロアタイル、家具のリメイク用品などが含まれます。
関連サービス:塗装に関するアドバイスや製品の使い方を教える講習会なども開催しています。
3. 業績
アサヒペンは、国内市場での強いブランド力と長年の信頼を背景に、安定した業績を維持しています。特に家庭用塗料やDIY製品の売上が好調で、年々成長を続けています。また、環境に優しい製品の開発にも力を入れており、これが消費者からの支持を集めています。
4. 今後の展望
新製品の開発:エコフレンドリーな製品や、高性能な塗料の開発を進め、さらに市場シェアを拡大することを目指しています。
海外展開:国内市場だけでなく、アジアを中心に海外市場への進出を強化し、グローバルなブランドとして成長することを目指しています。
デジタル化の推進:オンライン販売の強化や、デジタル技術を活用したサービス提供を進め、顧客の利便性を向上させることを目指しています。
予測確率
今の時点で3末決算の決算短信を発表した企業は300社以上ありますが、その中でも秀英予備校はAI予測による株価上昇確率が76.9%と8番目に高い結果となりました。
つまり、AIモデルによる予測では1年後に5%以上値上がりする確率が77.2%となっています。
株価成長率と予測値の関係
株価が15%値上がりした段階で予測値が60%を切るため、AIの予測的には大きな値上がりを期待できるか難しいようです。
予測値の解釈
PBR:0.45倍
PER:11.33倍
配当利回り: 3.31%
直近1年の株価変化率:+1%
ROE:4.10%
ROA:4.12%
今回の銘柄もいつも通り、PBRが0.45倍と割安になっています。
配当の利回りが良く、ROEとROAも堅調なため、AI的に優良銘柄となっているようです。
IR情報
2024年3月期業績
アサヒペンの2024年3月期の連結業績は以下の通りです:
売上高:171億2156万円(前年同期比0.1%減)
営業利益:8億2704万円(前年同期比4.5%増)
経常利益:9億073万円(前年同期比8.8%減)
親会社株主に帰属する当期純利益:5億7191万円(前年同期比12.5%減)
業績増減の理由
売上高:わずかな減少の要因は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の解除後、消費行動の変化や節約志向の高まりが影響しましたが、ペット用品事業の売上増加がこれを相殺しました。
営業利益:営業利益は4.5%増加しました。これは、原材料価格の高騰の影響を受けつつも、経営の効率化に努めた結果です。
経常利益:経常利益は前期比8.8%減少しました。前期には、東日本物流センター開設に伴う補助金収入や、生命保険解約返戻金収入、遊休地の売却益等が計上されていたためです。
当期純利益:親会社株主に帰属する当期純利益は12.5%減少しました。これは主に前述の特別利益の減少が影響しています。
2025年3月期の業績予想
アサヒペンは2025年3月期の業績予想を以下のように見積もっています:
売上高:180億円(前年同期比5.1%増)
営業利益:10億円(前年同期比20.9%増)
経常利益:11億円(前年同期比21.2%増)
親会社株主に帰属する当期純利益:7億5000万円(前年同期比31.1%増)
この予想は、引き続き厳しい経営環境を見据えたものとなっており、ウクライナ・中東情勢の長期化や原材料価格・エネルギー価格の高騰、為替の影響などが考慮されています。
その他ニュース
株主優待の廃止
アサヒペンは2023年3月をもって、自社製品の株主優待を廃止することを発表しました。これまで100株以上の株主には1500円相当、500株以上の株主には5000円相当の自社製品が贈呈されていましたが、今後は配当金による利益還元を優先することになりました (ダイヤモンド・オンライン)。
新製品とサービス
アサヒペンはDIY愛好者向けに「手で塗れる塗り壁材」を発表し、この製品がDIY塗料部門で第1位を獲得しました。この塗料は初めて挑戦する人にも塗りやすく、着色も容易であることが評価されています (Kabutan)。
まとめ
PBR的には割安ですが、円安による原材料やエネルギーの高騰によって前期比で見たときの業績は落ちているため、その点が心配です。
そんな中でも今期の営業利益は何とか増やしており、来期予想は全体的な増加を見込んでいるため、期待したいところです。