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毎日株価分析:エムケー精工

今回は、洗車機などの自動車関連の機器をメインに、情報機器や生活機器の製造・販売を行っている「エムケー精工株式会社」の分析です!
https://www.mkseiko.co.jp/

株価予測モデルの詳細については、こちらの記事で紹介しています。
また本記事では、銘柄の予測確率、株価が動いた時の予測値の推移、予測結果の解釈を紹介しています。

予測確率

今の時点で3末決算の決算短信を発表した企業は300社弱ありますが、その中でもトランコムはAI予測による株価上昇確率が76.5%と4番目に高い結果となりました。
つまり、AIモデルによる予測では1年後に5%以上値上がりする確率が76.5%となっています。

予測確率上位5社

株価成長率と予測値の関係


エムケー精工の株価変化率と予測値の関係

株価が30%値上がりした段階で予測値が60%程度になるため、AIの予測からは10-30%程度の値上がりが期待できます。

予測値の解釈

PBRが0.39と低く、総資産営業利益率が8.4%(業界平均3.9%)、総資産経常利益率が7.9%(業界平均4.3%)と全体的に財務が業界平均より良いため、AIの予測だと割安銘柄と判断されています。

ChatGPTに聞いてみた

こちらでは、企業の概要と最近のニュースをChatGPTに聞いた結果を載せています。

概要

エムケー精工株式会社は、1956年に設立された日本の企業で、長野県千曲市に本社を置いています。自動車関連機器(特に洗車機)、情報機器(LED表示機や道路情報板)、生活機器(パン焼き機やレンジ台など)を製造・販売しています​ (Wikipedia)​。
この会社は、東京証券取引所のスタンダード市場に上場しており、株式公開企業としての透明性と規模が認められています。エムケー精工の事業は国内外に広がっており、国内では北海道から九州まで多数の支店や営業所が存在します​ (MK SEIKO CO.,LTD.)​。
また、エムケー精工は企業買収を通じて事業の拡大を図っており、2022年にはエムケーミクスト株式会社を吸収合併することで、さらなるビジネスの統合と強化を進めています​ (Wikipedia)​。これらの情報から、エムケー精工はその業界内で積極的に事業を展開していることがわかります。

最近のニュース

エムケー精工株式会社は、新型ドライブスルー洗車機「リヴェール」とその改良版「リヴェールG」の受注を開始しました。これらの洗車機は操作性とブロー性能が向上しており、特にサイドガラスの水滴を効果的に除去する設計が施されています。また、新型機では7インチのカラータッチパネルを操作部に採用し、視認性と操作性が改善されています​ (ニュースイッチ by 日刊工業新聞社)​。

IR情報

最近のIR情報によれば、円安起因による原材料やエネルギー高騰を理由に特別損失を計上しており、それによって3月末決算の結果が業績予想と乖離したようです。決算公表後に株価が5%ほど下落しているのもそれが理由と思われます。また為替の円安傾向はしばらく続きそうなので、原材料やエネルギー高騰は今後も心配ですね。
その他には、門型洗車機の売り上げが好調で、政府の補助金効果による設備投資が増えたことで工場の稼働率が上がり、売上が伸びているようです。補助金だよりなのが少し気になりますが、設備投資が上手くいっていること自体は好印象です。

まとめ

PBRや利益率でみると割安銘柄に見えますが、円安起因による損失計上が少し心配です(今後も円安は続きそうなので…)。
また四季報の解説でも言及されていますが、洗車機の販売が補助金効果で好調な一方で、低温貯蔵庫などの家電製品が低迷しているようです。


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