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2020年を振り返り、2021年歩む

少し遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。画像はマハトマ・ガンジー。残念ながら、2020年度は大した結果を残すことが出来なかったが、振り返りとして印象的だった事をつらつら書いていく。

色々あったが、自分にとって2020年で学んだのは身体の重要性だ。2021年度はその教訓を生かし心を鬼にして、ベストコンディションを365日保てるように常に意識し、2020年の2倍以上の結果を出すようにする。今日この日から既にチャレンジは始まっている。

いぼ痔との戦いにとうとう終止符を打つ。ROI高し。

高校2年生ごろからいぼ痔を発症して、約10年間育ててきた超巨大ないぼ痔があった。いぼ痔の痛み・症状がピークを迎えて仕事に支障が出るレベルになったので急遽いぼ痔の切除手術を決断した(ジオン注という注射液手法も行ったが凶悪なイボだったので全く効果なし)。

その頃のいぼ痔の状態は相当酷かった。200m歩くごとに、超肥大化したイボが脱肛する状態になり耐えきれない激痛になるので、目についたコンビニトイレやマンション入り口の見えないところに隠れて、いぼ痔が外に出た状態、脱肛を押し戻す作業が必要な段階だった。

正直、恐ろしく面倒な生活でいぼ痔に毎日の可処分時間をかなり吸い取られていた。恐ろしく生活し辛い状態だったので、選択肢は他になかった。切除手術後は人生で最も苦痛に苦しんだ日々だった。布団もズボンも毎日血の海だった。何度も布団を買い替えたし、ズボンは捨てまくった。外出は不可能な状態で歩行ができないレベルだった。うんこするたびに常に超大量出血して、風呂で温めるという作業が必要だった。電動ドリルでけつの穴を掘ってるような痛みだった。人間はあまりにも強い痛みを感じるとそもそも脳みそが働かずに思考できなくなるという状態になることをこの時発見した。

自分の人生経験からの痛さ苦痛ランキングでは、 いぼ痔切除 >> 三角靭帯断裂 > 足首骨折 >> 普通の捻挫 となっている。

結局は術後2,3ヶ月で完治した。感想としては“なんでもっと早く切除をしなかったんだ!”である。毎日が信じられないほど快適な日々を過ごすことができる。手術費用は5万とかだったが、恐ろしくROIが高い。何しろ少なくても、50歳までの20年は快適に過ごせるのだから。もう生活からイボ痔という可処分精神時間を常に奪って来た凶悪な魔物とはおさらばだ。

インドでの結婚式。 家族とは

いぼ痔も少しばかり治まってきた頃、インド人開発者に結婚式招待をされたので、インド アフマダバードへ行って来た。今回の入国ではe-VISAを試してみたいので、申請を行いムンバイ入国予定にしたが、デリーから入国するとe-VISAが無効になってしまった。このシステムは知らなかった。今度は気をつける。

インドの結婚式ははじめてだったが、日本の結婚式に比べると時間に少しルーズで適当なようにも感じたが、3日ほど連続して行うので大変だとは思う。その結婚式でびっくりしたのが凄い数で群れをなしていた女性ITエンジニア集団である。インドでは女性ITエンジニアがかなり増えてるのを目の当たりにした。ITエンジニアはスキルを身につけると結果がわかりやすく出て、見合った報酬が得られるのでやはり人気なようである。やはり仕事は人生である。人生が仕事とは思わないが。

アフマダバードから夜行バスに4,5時間乗ってラージコートへも行った。ガンジーの出生地である。治安もかなり良くネット回線も良い。ただし4gは10Mbpsとかだった。ラージコートにいる開発者達に何故ここにずっといるのかという質問をすると家族がいるからと回答される。インド人の家族意識の強さを感じた。スキルや賃金求めて国外上京はない。

コロナウイルスが東京で蔓延してきたが、インド在住の開発者はほとんどコロナウイルスに感染してしまった。幸いなことに、復活が全員早く、特に仕事に支障がでることはなかった。インドのロックダウンは夜22:00以降は外出が禁止されているので、生活が大変である。

P2PクラウドをやめてVoicePingを作り始める。

インド人エンジニアとのコネクションが増えてきて、日本企業のITエンジニア不足も目立って来たので、P2Pクラウドという越境クラウドソーシングサイトの立ち上げを行っていたが、反応がイマイチだったのでクローズすることにした。やはり壁になるのは、英語言語。日本はやはり英語でシステム開発ということに慣れてる人はほとんどいない。ゼロからオフショア開発英語ディレクションの研修コストも相当かかる。そういった事を踏まえて、ビジネスとして伸び代もそこまで期待できないので特に続ける意味がなかったので終了した。低単価、高トランザクションビジネスはまだ自分には早い気がした。

特に残念だとかそういう気持ちは一切ない。所詮はPDCAサイクルで、試行錯誤を繰り返して当たるまで何度もしつこく無限に繰り返して、時間と精度と質と回数を増やしていくだけである。何度でもやる。最高のチームを作って。

次に考えたのがリモートワークツールVoicePingである。似たようなシステムは既存案件で何度も作ってる気がするが、自分でも作りたくなったので始めた。というのは、サクッと海外リモートエンジニアとコミュニケーションを取れる良いツールがなかったからである。自分が特に気になるのは、今稼働中だとわかってサクッと進捗や詰まりがどうですかと確認したい時に良いツールが無かったからである。

SlackとZoom駆使で同じことはできなくはないが、手間がかかる。こちらが話している事を聞き取れないや相手の英語がそもそも滅茶苦茶なケースが、英語に流暢でない中国人エンジニアの場合は発生する。Tandem+Otterなどのツールだとこれらは解決できるが、勤怠管理と結びついていないので、稼働中にオフィスにいるといった状態が作りだせないので使用不可。VoicePingでは、実際の請求時間や正社員で働きに来てバーチャルオフィスに来ているという状態を大前提とするツールである。現状、VoicePingはまだプロダクトとしては磨きがかかってないので今後もアップデート含めてnoteで発信はする。

プロダクト開発メンバーは良い感じである。かなりハイスキルでロジカルと情熱を備えたメンバーを揃えることができた。プロダクトのデリバリーとイタレーション成否は優秀な人材に如何にコミットしてもらうかで、ほぼ決定しているので、自分のチームにいれるメンバーには特に慎重に審査する。妥協は基本的にしない。

採用手法として、AngelistやLinkedinでのダイレクトリクルーティングに特化していたが何度も何度も何度もフィルターして、面談して、良さそうだったらトライアルでの繰り返しを行った。良い人間とは長期的な関係になる。マイクロソフトやSenseTime等の大企業のメンバーは相当に優秀だ。大企業でバリバリ活躍出来た人間は間違いなく優秀である。

直近で気づいたのが、中国出身のエンジニアは恐ろしく平均能力が高い。あるエンジニアの例だと、AWSサーバー構築運用から始まり、iOS SwiftからKotlin Android、react-nativeでプラグイン作って、backendはtypescriptでnode.js でreact redux typescriptでant design、tailwind cssからDBシステム設計フローチャート、ディレクションまでできるまでに網羅している。更にPoC技術検証で良くある、どうやって実装バグ取りするか分からない場合に、わからないことは即OSS github issueを立てたり、apple forumやコミュニティで質問できる身軽のよさ。解けない問題へのアプローチ筋の良さである。切実にこの手のエンジニアが何人も欲しい。3ヶ月近く休みなく稼働できる馬力。素晴らしい。メッセージレスポンスも基本的にかなり早い。残念ながらノロノロ仕事をしてくる方とは仲良くなれない。もちろん優秀なエンジニアはどこの国にでもいるが、母数が多くないと一緒に働ける確率は減る。

中国に縁を感じたので、中国語学習を始めた。猛特訓である。ピンインからスタートしてなんとか日常会話は少し聞き取れるレベルまで来た。https://amazingtalker.com というサイトを利用した。チケット購入性で講師の質も良くかなりおすすめである。直し、自分は日本語で中国語学習はせずに、英語で中国語学習を行っている。語学学習は必要性がないと、絶対に長続きしないので、必要性を探す必要がある。現在は、中国人エンジニアとのアイスブレイクに中国語を軽く使っている。2021年はコロナ問題が解決すれば真っ先に上海か深センに住むことを決めている。中国語でビジネスできる流暢なレベルに早く到達したい。まだ見えない、見えることのなかった世界を見たい。

資本業務提携

ひょんなことから株主が増えた。資本業務提携である。まだ超零細企業で何もできてないが、成長性を見込んで、数億円の出資である。今も少しお手伝いさせていただいているが、かなり学ぶことが多い。創業から上場までいける起業家はやはり違う。熱狂性、巻き込み力、論点把握力、デッドライン意識はかなり参考になる。良いベンチマークを発見できたと思う。客観的に自分に何が足りてないかを内省する日々である。

ビジョンへの共感は大事である。場所、言語、物質からの開放をどうやって行うか。それぞれのテーマは課題設定とソリューションが必要である。今後noteで考察していきたい。実はまだ明確な思想を言語化できる状態でない。世界がどうあるべきかという議論に熱を持って話に花を咲かせるには自分の知識量、インプットが圧倒的に足りなさすぎる。そこで、 1~3月の期間に集中してやろうと思ったのは、世界がどうあるべきかを延々と24時間語れるだけのインプットを本から学ぶという特訓である。偉人の本と推薦書を短時間で乱速読して、思想を確立させたい。これができないと、事業が無限にスケールすることはない気がした。異常なまでの飽く無きエネルギーが湧いてこない。中途半端な状態である。猛省する。

取引先やメンバー等のステークホールダーには日々感謝である。期待を超える動きをできるように、win-win-winを目指す。

2021年をどう生きるのか

まず、健康。それが第一だ。2020年は圧倒的な不健康から始まったので、何がなんでも最高のパフォーマンスを発揮できるに365日ベストコンディションで入れられるように常に意識する。心よりも体の健康に圧倒的に意識を傾ける。そうすれば、心の健康は結果としてついてくる。

実行するのが1日1食である。今まで、腹が減ったら即食べて1日7食とかになっていたが、これだと、摂取・消化・排泄に時間がかかり、睡眠時間も増えるし1日の可処分時間が3,4時間なくなっているような気がした。そこで、 1日1食 + サプリで、太り切った体をトレーニングで絞りつつ、身軽にし、いつでも集中できる状態にして、最高のパフォーマンスを日々発揮できるようにする。1日1食を365日続ければ、結果は2020年度比 2倍以上になると確信している。

集中できる時間が増えさえすれば、思想を充実させる時間、事業に費やす時間は増えるので、どんな問題でも解決できる。専門知識の習得もできる。

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